文書ドキュメントのワードコンプリーションの微調整

LibreOffice はよく使う単語を自動的に補完しますが、さらに微調整すると、動作が洗練します。必要であれば、収集された単語の現在のリストを保存し、次のセッションで使用することもできます。

ワードコンプリーションを微調整するには、ツール → オートコレクトオプション → ワードコンプリーション を選択してから、次のオプションを選択します。

スペース記号を追加する

スペースをつける を選択します。

注マーク

ワードコンプリーションによる単語の補完後、次の単語を入力する際に、最初の単語の末尾にスペース記号を自動追加させます。ただし、補完後の入力がピリオドや改行などの区切り記号であった場合、スペース記号は追加されません。


承認キーを定義する

提示された候補を受け入れる場合のキーを、実行用キー リストボックスで選択します。

最小文字数を選択する

最小文字数 ボックスには、リストへの収集対象とする単語の最小文字数を指定します。

収集される単語の範囲を指定する

ドキュメントを閉じるとき、収集した単語をリストから削除 チェックボックスをオフにします。

これにより、他のドキュメントを開いた場合にも、現在の単語リストは有効になります。単語リストは、最後のLibreOfficeドキュメントを閉じた段階で消去されます。

このチェックボックスを選択した場合、単語リストが有効となるのは、現在のドキュメントを開いている間だけです。

収集された単語のリストを現在のLibreOfficeセッションの終了後も引き続き利用するには、次に説明する手順に従って、単語のリストをドキュメントとして保存します。

今後の編集のために単語リストを使う

注マーク

自動スペルチェック機能を選択している場合、スペルチェックで認識された単語のみが収集されます。


専門用語を集めた単語リストを用意すると、継続的にワードコンプリーションで使用することができます。

  1. ワードコンプリーションの対象とする単語が使われているファイルを開きます。

    ワードコンプリーション機能による、単語の収集が行われます。

  2. リスト中の単語を、すべてまたは必要なものだけを選択します。

  3. 選択したすべての単語をクリップボードにコピーするには、 + (C) キーを押します。収集した単語の参照リストを作成するために、新しいドキュメントにクリップボードの内容を貼り付け、保存します。

    後日、この参照リストを開いて自動的に単語を収集させることで、特定の単語を継続的にワードコンプリーションで使用し続けることができます。

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