LibreOffice 24.8 ヘルプ
ここでは、条件付きスタイルの条件が定義できます。
条件付きスタイルとは、コンテキストによって異なる段落スタイルが適用されることを指します。新しいスタイルを定義する場合、スタイルを「条件付き」にするかどうかを指定します。この「条件付き」の属性を後から変更することはできませんが、条件そのものは変更可能です。
LibreOffice は次のように条件付きスタイルを段落に割り当てます。 (太字の表記はダイアログのリストボックス名です)。使用するスタイル が設定されている コンテキスト で条件付きスタイルを使用すると、段落には 段落スタイル が適用されます。コンテキスト に条件が付いていない場合、条件付きスタイルで定義した属性が有効になります。次に、例を使ってこの操作について説明します。
Open a blank text document and write a short business letter with a header (Format - Page Style - Header).
Define a new Paragraph Style by choosing New in the Styles window, and selecting all the paragraph properties that you want for your business letter in the Paragraph Style dialog. Name this style "Business letter".
条件 タブに入り、条件付きスタイルとして チェックボックスをオンにして、新しい段落スタイルを条件付きスタイルにします。
コンテキスト から「ヘッダー」を選択して、段落スタイル から、ビジネスレターのヘッダーに適用するスタイル (例えば既定の段落スタイル「ヘッダー」)を選択します。ユーザー定義のスタイルを選択することもできます。
段落スタイルリストボックスで項目名をダブルクリックするか、または 割り当てボタンをクリックして、段落スタイルをコンテキストに割り当てることができます。
OK ボタンをクリックして段落スタイルダイアログを閉じます。新しい条件付き段落スタイル「ビジネスレター」を使用したヘッダーと、ビジネスレターのすべての段落を書式設定します。新しいスタイル「ビジネスレター」を使用するために、場合によっては「すべてのスタイル」または「ユーザー定義のスタイル」をスタイルと書式設定ウィンドウに表示する必要があります。
ヘッダー内のテキストには段落スタイル「ヘッダー」で定義されている属性が割り当てらます。またドキュメントの他のテキスト部分には、 (条件付き)段落スタイルの「ビジネスレター」で定義した属性が適用されます。
The Body Text style was created as a conditional style. Therefore, any styles you derive from it can be used as conditional styles.
RTF、HTML などの別の書式にエクスポートする際には、コンテキストに割り当てられた段落スタイルが適用されます。
新規定義中のスタイルを条件付きスタイルとする場合は、このチェックボックスをオンにします。
Here you can see the LibreOffice predefined contexts, including outline levels 1 to 10, list levels 1 to 10, table header, table contents, section, border, footnote, header and footer.
ここには、コンテキストに割り当てられているすべての段落スタイルが表示されます。
コンテキストへの割り当て可能なすべての段落スタイルが、リストボックスに表示されます。
このボタンをクリックすると、選択中のスタイルに割り当てられているコンテキストが削除されます。
Click Apply to apply the selected Paragraph Style to the defined context.