アドレス帳の登録

LibreOffice には、複数のデータソースを登録できます。登録したデータフィールドの内容は、各種のフィールドやコントロールで使用可能となります。システムのアドレス帳も、そうしたデータソースの 1 つです。

LibreOffice のテンプレートやウィザードでは、アドレス帳の内容にはフィールドが使用されます。使用可能に設定されると、テンプレート中の汎用フィールドは、アドレス帳のデータソースのフィールドで自動的に置き換えられます。

置き換えを行うには、LibreOffice に使用するアドレス帳を知らせてください。 たとえばビジネスレターテンプレートなどをはじめて有効にしたときには、この情報を確認するウィザードが自動的に表示されます。 また、次に示されている手順に従ってウィザードを呼び出すこともできます。

注マーク

アドレス帳データは、LibreOffice Base では読み取り専用です。 Base 内からアドレスデータを追加、編集、または削除することはできません。


アドレス帳データソースウィザード

アドレス帳データソースウィザードを呼び出すには、ファイル → ウィザード → アドレス帳データソース を選択してください。

既存のアドレス帳を手動で登録する

  1. ツール - アドレス帳ソース を選択します。テンプレート: アドレス帳の割り当て ダイアログが表示されます。

  2. コンボボックス データソース で、システムのアドレス帳やその他のデータソースを、アドレス帳として選択します。

  3. もしまだデータソースとしてシステムのアドレス帳を LibreOffice に登録してなければ、アドレスデータソース ...ボタンをクリックします。アドレス帳データソースウィザード が表示されます。ウィザードで、アドレス帳を新しいデータソースとして LibreOffice に登録できます。

  4. コンボボックス テーブル で、アドレス帳として使用するデータベーステーブルを選択します。

  5. フィールドの割り当て で、アドレス帳で実際に使用されているフィールド名と、名、企業、部門などのフィールドを対応付けます。

  6. 終了したら、OK をクリックしてダイアログを閉じます。

これでこのデータソースが LibreOffice のアドレス帳として登録されました。ビジネスレター のテンプレートを開くと、LibreOffice は、差し込み印刷に使用するフィールドを自動的に読み取ります。

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