数をテキスト書式に設定する

LibreOffice Calc では、数をテキスト書式に設定できます。セルまたはセル範囲のコンテキストメニューを開いてから、セルの書式設定 で行ないます。「セルの書式設定」ダイアログの「数値」見出しページを開いて、リスト 分類 から「テキスト」を選択します。それ以降、そのセルに数を入力すると、その数はテキストとして扱われます。テキスト書式の数は、他のテキストと同様に (標準設定では) 左揃えで表示されます。

通常どおりに数をセルに入力した後に、そのセルの書式を「テキスト」に変更しても、その数はテキストとしては扱われません。通常の数値として扱われます。このような数はテキストには変換できません。セルにテキスト書式を設定した後で入力した数 (あるいは、入力した後で編集した数) だけが、テキスト書式の数になります。

(セルにテキスト書式を設定せずに)、数をテキストとして直接入力する場合は、数字の前にアポストロフィ (') を付けます。たとえば、列の項目欄として年を入力する場合、'1999、'2000、'2001 のように入力します。アポストロフィはセル内では表示されません。アポストロフィは、その後の入力内容をテキストとして認識するように Calc に知らせるだけです。この入力方法は、たとえば、電話番号などのようにゼロから始まる数を入力するときに便利です。通常の数値書式では、1 桁目のゼロは削除されます。

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