一般用語集

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LibreOffice で快適なスタートを切ることができるように、この用語集では繰り返し出てくる重要な専門用語を説明します。

LibreOffice のいずれかのアプリケーションで、よくわからない用語があった場合には、用語集を参照してください。

記数法

記数法は数字を表すために使用可能な文字数によって決まります。 たとえば、10 進法は 10 個の数字 0 ~ 9、2 進法は 2 個の数字 0 ~ 1、16 進法は 16 個の数字 0 ~ 9 と A ~ F に基づきます。

リンク

リンク コマンドは 編集 メニュー内にあります。 このコマンドをアクティブにできるのは、現在のドキュメントに 1 つ以上のリンクが含まれている場合だけです。 たとえば、画像を挿入する場合、ドキュメントに直接挿入するか、リンクとして挿入できます。

オブジェクトを直接ドキュメントに挿入する場合、ドキュメントのサイズは、オブジェクトのバイト単位のサイズ以上増加します。 ドキュメントを保存して別のコンピューターで開くことができます。挿入されたオブジェクトのドキュメント内の位置は変わりません。

オブジェクトをリンクとして挿入すると、ファイル名への参照のみが挿入されます。ドキュメントのファイルサイズは、このパスとファイル指示の分しか増えません。ただしドキュメントを他のコンピューターで開く場合、オブジェクトがドキュメント内に表示されるためには、リンク先のファイルが正確に参照されている必要があります。

リンクとして挿入されるファイルを表示するには、編集 → リンク を使用します。 必要に応じて、リンクを解除することができます。 リンクが解除され、オブジェクトが直接挿入されます。

SQL データベース/SQL サーバー

SQL データべースとは、SQL インタフェースが提供されているデータベースシステムです。SQL データベースは、さまざまなクライアントが 1 つの中央サーバー (たとえば、1 台の SQL サーバー) にアクセスする、クライアントサーバーネットワークで使用されることが多いため、SQL サーバーデータベースとも呼ばれ、あるいは略して SQL サーバーとも呼ばれます。

LibreOffice には、外部の SQL データベースを結合できます。 データベースは、ローカルハードディスク上に置くことも、ネットワーク上にも置くことができます。 アクセスには、ODBC、JDBC、または LibreOffice に統合されているネイティブドライバーを使用します。

SQL

構造化照会言語 (SQL) は、データベースクエリーで使用される言語です。LibreOffice では、SQL でクエリーを記述することも、マウスを使って対話的にクエリーを記述することもできます。

相対保存と絶対保存

編集 → 入力支援 など、さまざまなダイアログでファイルの保存先として相対位置または絶対位置を選択できます。

相対位置への保存を選択した場合、ドキュメント内に埋め込まれた図やその他のオブジェクトへの参照がファイルシステム内の相対位置に保存されます。この場合、参照先のディレクトリ構造の保存場所が問題になることはありません。参照先が同じドライブまたはボリュームにある限り、ファイルはどの位置にあっても見つかります。このことは、完全に異なるディレクトリ構造、ドライブ名、ボリューム名を持つ別のコンピューターでドキュメントの使用を可能にする場合に重要です。また、インターネットサーバー上にディレクトリ構造を作成する場合にも、相対位置への保存を使用することをお勧めします。

絶対位置への保存を選択すると、それぞれのドライブ、ボリューム、またはルートディレクトリを基準とする絶対位置にその他のファイルへの全参照が定義されます。この場合の利点は、参照を含むドキュメントをその他のディレクトリやフォルダーに移動しても、参照が依然として有効であることです。

改ページの前に残す行数(オーファン)と改ページ後の行数(ウィドウ)

オーファンおよびウィドウは、歴史的な活版印刷用語です。オーファンとはページ末に表示される段落最初の行のことで、ウィドウとはページ冒頭に表示される段落の最終行のことです。LibreOffice の文書ドキュメントでは、このような現象を自動的に調整して、段落スタイルを整えることができます。ページ末、またはページ冒頭に表示する最小行数を指定することもできます。

RTF

Rich Text Format (RTF) はテキストファイルの交換を目的として開発されたファイル形式です。このファイル形式の特徴のひとつに、書式が直接判読可能なテキスト情報に変換されることがあります。残念ながら、その他のファイル形式と比較した場合、RTF のファイルサイズは比較的大きくなります。

リレーショナルデータベース

RDBMS (relational database management system) は、データが相互にリンクしている表の形式で管理されているデータベースシステムです。データベースを正しくプランニングすると、すべてのデータを1度入力するだけで、それを様々なリンクで表示することができます。

リレーショナルデータベース管理システム (relational database management system: RDBMS) は、リレーショナルデータベースの作成、更新、管理をするためのプログラムです。RDBMS は、アプリケーション組み込み型やユーザーの入力する構造化照会言語 (Structured Query Language: SQL) ステートメントを受け取り、データベースの作成、更新、アクセスを行います。

リレーショナルデータベースの好例は、顧客、購入、および請求テーブルを含むデータベースです。 請求書テーブルには実際の顧客または購入データはありません。しかし、テーブルはリレーショナルリンク、つまり関係を通して、それぞれの顧客テーブルおよび購入テーブルのフィールド (顧客テーブルの顧客 ID フィールドなど) に対する参照を含んでいます。

印刷見当

「印刷見当」とは、印刷で使用される体裁用語です。この用語は、本、雑誌、新聞の表紙側と背表紙側のページで、印刷範囲内の行を同じ位置に印刷することを意味します。印刷見当を合わせる機能によって、テキストの行間に灰色の影が映らなくなるため、ページが読みやすくなります。印刷見当という語は、隣接する同じ高さの段組みテキストの行についても使用されます。

段落やページ、段落スタイルやページスタイルを印刷見当として定義すると、参照スタイルとして定義した各段落スタイルの垂直グリッド線に合わせて影響を受ける文字のベースラインが揃えられます。必要に応じて、このグリッド線の設定をページスタイルの属性として指定できます。

プライマリキー

主キーは、データベースフィールドの一意識別子になります。データベースフィールドの一意識別子は、リレーショナルデータベース において、他のテーブルのデータにアクセスするために使用されます。他のテーブルから主キーが参照される場合、外部キーと呼ばれます。

LibreOffice では、選択したフィールドの行ヘッダーのコンテキストメニューから関連コマンドを選択し、テーブルの設計ビューでプライマリキーを定義します。

PNG

PNG (Portable Network Graphics) はグラフィックファイル形式です。 ファイルは選択可能な圧縮係数で圧縮され、JPG 形式とは対照的に、PNG ファイルは常に情報をまったく失うことなく圧縮されます。

OpenGL

OpenGL は、当初 SGI (Silicon Graphics Inc) によって開発された 3D グラフィックス言語です。OpenGL 言語では、一般的に 2 つの方言が使用されています。まず Windows NT 環境での使用を目的として開発された Microsoft OpenGL、そして SGI によって開発された Cosmo OpenGL です。後者は、あらゆるプラットフォームとコンピューターを対象にする独立したグラフィックス言語であり、専用の 3D グラフィックスハードウェアをもたないコンピューターでも使用可能です。

OLE

Object Linking and Embedding (OLE) オブジェクトは、ターゲットドキュメントへのリンクと埋め込みが行えます。埋め込みを行う場合は、オブジェクトのコピーおよび作成元のソースプログラムに関する情報がターゲットドキュメントへ挿入されます。このため、埋め込んだオブジェクトをダブルクリックすると、ソースプログラムが起動され、必要な編集を加えることができます。

ODBC

ODBC (Open Database Connectivity) は、アプリケーションがデータベースシステムにアクセスすることを可能にするプロトコル標準です。クエリー言語としては、SQL (Structured Query Language) が使用されます。LibreOffice では、クエリーを実行するために SQL コマンドを使用すべきかどうか、データベースごとに指定できます。また、マウスクリックによってクエリーを定義し、それを SQL に自動的に翻訳する対話型支援機能を使用することもできます。


オブジェクト

オブジェクトとは画面上の要素で、情報を含んでいます。たとえばテキストや図のようなアプリケーションデータがこれにあたります。

各オブジェクトは独立しており、相互に影響を与えることはありません。データを含むすべてのオブジェクトには特定のコマンドが割り当てられています。たとえば図オブジェクトには図の編集用のコマンド、表には計算に関するコマンドが割り当てられています。

コンテキストメニュー

オブジェクトのコンテキストメニューを開くには、まずオブジェクトを左マウスボタンでクリックして選択したあと、右マウスボタンをクリックします。オブジェクトを選択しなくても呼び出すことのできるコンテキストメニューがいくつかあります。コンテキストメニューは、LibreOffice 内のほぼすべての場所で見られます。

カーニング

カーニングとは字詰めおよび文字間隔のことを指します。これは、字面のバランスを取るために文字の間隔を狭めたり拡げたりすることを意味します(たとえば W と a の場合など)。

カーニング表には、各文字ペアに適用する間隔の調整情報が含まれます。カーニング表は一般に、フォントの構成要素です。

JDBC

JDBC (Java Database Connectivity) を使って LibreOfficeAPI からデータベースに接続できます。JDBC ドライバーは Java プログラミング言語で書かれており、プラットフォームに依存しません。

書式設定

書式設定とは、ワープロや DTP プログラムを使用してテキストをレイアウトすることを指します。書式設定には、用紙の形式、ページ余白、フォントの種類と効果、インデントや行間隔などが含まれます。テキストの書式設定は、LibreOffice が提供する スタイルを使用するか直接設定する かができます。

スピンボタン

  1. フォームコントロールでは、スピンボタンが数値フィールド、通貨フィールド、日付フィールド、または時刻フィールドのプロパティです。 「スピンボタン」プロパティが有効になっている場合、フィールドは水平または垂直の方向の、左右または上下の 1 組の矢印記号を表示します。
  2. Basic IDE では、スピンボタンは 2 つの矢印記号付きの数値フィールドに使用される名前です。

スピンボタンの隣にあるフィールドに数値を入力したり、スピンボタンに表示されている上矢印記号や下矢印記号を使って値を選択したりできます。 キーボードの上矢印キーや下矢印キーを押して、値を増減させることもできます。 また、Page Up キーまたは Page Down キーを押すと、最大値または最小値に設定できます。

スピンボタンの隣にあるフィールドで数値が指定されている場合は、1 cm、5 mm、12 pt、2" などの 測定単位 も指定できます。

DDE

DDE (Dynamic Data Exchange) は、OLE (Object Linking and Embedding) の前身技術です。DDE では、オブジェクトが埋め込まれるのではなく、ファイル参照を通じてリンクされます。

DDE リンクを作成するには、次の手順に従います。LibreOffice Calc 表計算ドキュメントでセルを選択し、それをクリップボードにコピーします。次に、別の表計算ドキュメントに切り替えて、メニュー 編集 → 形式を選択して貼り付け を選択してダイアログを表示します。DDE リンクとしてクリップボードの内容を挿入するために、オプション リンク を選択します。リンクを呼び出すと、挿入したセル範囲がリンク元のファイルから読み込まれます。

複合文字言語 (CTL)

複合文字を使用する言語の中には、下記の特徴に該当するものがあります。

  • いくつかの部分から構成された文字が使用されている。
  • 右から左に文字を書く。

現行の LibreOffice がサポートする CTL には、ヒンディー語、タイ語、ヘブライ語、アラビア語があります。

複合文字レイアウト (CTL) サポートは ツール → オプション → 言語設定 → 言語 でオンまたはオフにします。

ベジェオブジェクト

フランスの数学者ピエールベジェによって開発されたベジェ曲線は、2 次元のグラフィックスアプリケーションで使用される数学的に定義された曲線です。ベジェ曲線は、4 つの点で定義されます。先頭の位置と末尾の位置を決める 2 点と、その中間にある別個の 2 点です。ベジェオブジェクトは、これらの点をマウスで移動することにより変更できます。

ASCII

ASCII は American Standard Code for Information Interchange の略です。ASCII はコンピューターにおける文字表示用のコード体系です。ASCII コードは計128種類の文字、数字、句読点、ならびに記号と特殊文字で構成されています。拡張 ASCII 文字は全部で256あります。各文字には番号が割り当てられており、これを ASCII コードと呼んでいます。

HTML ページでは、7 ビット ASCII 文字コードセットの文字のみが表示されます。 ドイツ語のウムラウトなどその他の文字は、別のコードとして区別されます。 拡張 ASCII コード文字を入力できます。 LibreOffice エクスポートフィルターは必要な変換を行います。

ドッキング

LibreOffice のウィンドウのうち、たとえば、「スタイルと書式設定」ウィンドウなどのウィンドウやナビゲーターは、「ドッキング可能」なウィンドウです。これらのウィンドウは、移動させたり、サイズを変更したり、縁の 1 つへのドッキングをさせることが可能です。各縁には、上下または左右にいくつかのウィンドウをドッキングさせることができます。ドッキングしたウィンドウの枠線を移動すると、ウィンドウ同士の比率を変更できます。

ドッキングを解除したり、再度ドッキングするには、(Ctrl) キーを押した状態で、 ウィンドウの空いた領域をダブルクリックします。もしくは「スタイルと書式設定」ウィンドウでは、 (Ctrl)キーを押した状態で、アイコンの隣のウィンドウの灰色部分をダブルクリックすることでも可能です。

ドッキング (自動非表示)

別のウィンドウがドッキングされているウィンドウの縁それぞれには、ウィンドウの表示、非表示を行うためのボタンが表示されます。

  • ウィンドウを表示するため、ウィンドウの端に表示されているボタンをクリックすると、同じボタンを使ってもう一度手動でウィンドウを非表示にするまでウィンドウは開いたままの状態です。
  • ボタンではなく、ウィンドウ境界をクリックしてウィンドウを表示させると、自動非表示 機能が活性化されます。自動非表示機能では、隠しウィンドウの端をクリックして、一時的に表示させることができます。ドキュメントの中をクリックすると、ドッキングされたウィンドウが非表示状態に戻ります。

直接書式設定と間接書式設定

「スタイル」を使わずにドキュメントに書式設定することを、「直接」書式設定と呼びます。これは、テキスト、または、枠や表といったその他のオブジェクトに対して、さまざまな属性を直接適用して変更することを意味します。書式は選択した範囲のみに適用されるため、変更はすべて別々に行う必要があります。それに対して、スタイルはテキストに直接適用されるのではなく、「スタイルと書式設定」ウィンドウで定義したうえで適用されます。スタイルを変更すると、ドキュメント中でそのスタイルが割り当てられている部分が一度に変更されるというメリットがあります。

直接設定した書式を削除するには、ショートカットキー (Ctrl) + (A) ですべてを選択した上で、メニュー 書式 →直接設定した書式 を選択します。

IME

IME とは、Input Method Editor の略号です。これはアルファベット以外の文字コードセットを、標準キーボードから入力するためのプログラムです。