コラボレーション

LibreOffice Writer、Impress、および Draw では、一度に 1 人のユーザーだけがドキュメントを開いて書き込めます。Calc では、複数のユーザーが同じ表計算ドキュメントを同時に開いて書き込めます。

Calc でのコラボレーション

LibreOffice Calcでは、複数のユーザーが共有ドキュメントに対して同時に書き込みができます。コラボレーション機能を使用する場合、ユーザーの名前を → LibreOffice → ユーザーデータ タブページに入力しておく必要があります。

警告マーク

変更の追跡、またはドキュメントの共有が有効になっているときは、いくつかのコマンド (グレー表示になっています) が使用できません。グレー表示の要素は、新しい表計算ドキュメントに適用、または挿入できません。


新しい表計算ドキュメントの作成

ユーザー A が新しい表計算ドキュメントを作成します。次の条件が適用できます:

ツール → ドキュメントの共有 コマンドを使用すると、現在のドキュメントのモードを非共有モードから共有モードにスイッチできます。共有ドキュメントを非共有モードで使用する場合は、ほかの名前またはパスを使用して共有ドキュメントを保存します。この操作によって、表計算ドキュメントの共有されていないコピーが作成されます。

表計算ドキュメントを開く

ユーザー A が表計算ドキュメントを開きます。次の条件が適用できます:

共有表計算ドキュメントの保存

ユーザー A が共有ドキュメントを保存します。次の条件が適用できます:

ユーザーが共有表計算ドキュメントを正常に保存すると、ドキュメントは保存コマンドのあとで再読み込みされます。表計算ドキュメントは、すべてのユーザーが保存したすべての変更の最新バージョンを表示します。別のユーザーが一部の内容を変更したときに、「外部変更が追加されました」というメッセージが表示されます。

Writer、Impress、および Draw でのコラボレーション

すべてのモジュール (Writer、Impress、Draw、Calc) でドキュメントの共有が無効になっている場合は、ファイルのロックが可能です。このファイルロック機能は、異なるオペレーティングシステムから同じドキュメントにアクセスしているときでも使用できます。

ユーザー A がドキュメントを開きます。次の条件が適用できます:

ユーザーのアクセス権とドキュメント共有

オペレーティングシステムによるユーザーのアクセス許可についても条件を満たしている必要があります。

警告マーク

書き込みアクセスが許可されたユーザーは、意図的か操作ミスかにかかわらず、ファイルを削除または変更することができます。


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