マスタードキュメントとサブドキュメントの使い方

マスタードキュメントを使用すると、多くの章がある本などの大型ドキュメントを管理できます。 マスタードキュメントは、複数の LibreOffice Writer ファイルのコンテナーとみなすことができます。 個々のファイルはサブドキュメントと呼ばれます。

マスター文書を作成する

  1. 下記のいずれかの操作を行います。

  1. 新しいマスタードキュメントを作成する場合、ナビゲーターの最初の項目はテキスト項目でなければなりません。ドキュメントの説明などを入力します。これによって、マスタードキュメントで既存のスタイルを編集すると、サブドキュメントを表示するときに、変更したスタイルが表示されます。

  2. マスタードキュメントのナビゲーター (これは自動または F5 押下で開きます) で、挿入アイコンをクリックしたまま、 次のいずれかを実行します:

  1. メニュー ファイル → 保存 を選択します。

マスタードキュメントを編集する

マスタードキュメント内のサブドキュメントの順番を変更するには、ナビゲーターを使用します。

Icon

マスタードキュメントの索引の表示内容を更新するには、ナビゲータ上で索引を選択して、アイコン 更新 をクリックします。

注マーク

マスタードキュメントにフレームや画像などのオブジェクトを挿入する場合は、そのオブジェクトを「ページに」対してはアンカーしないでください。代わりに、書式 → (オブジェクトの種類) → 種類 タブページで「段落に」アンカーを設定し、 および 基準 リストボックスで「ページ全体」に対して相対的にオブジェクトの位置を設定します。


新規ページで各サブ文書を開始する

  1. すべてのサブドキュメントの先頭部が、「見出し 1」などの同じ段落スタイルで始まっていることを確認します。

  2. In the master document, choose View - Styles, and click the Paragraph Styles icon.

  3. 「見出し 1」を右クリックして、変更 を選択します。

  4. 体裁タブをクリックします。

  5. 改行/改ページ領域で、挿入を選択し、種類で「改ページ」を選択します。

  6. 各サブドキュメントの開始ページを奇数ページとする場合は、ページスタイル付き をオンにして、その横のボックスで「右ページ」を選択します。

  7. OK をクリックします。

マスタードキュメントを LibreOffice テキスト文書としてエクスポートする

  1. ファイル → エクスポート を選択します。

  2. ファイルの種類 リストで文書ドキュメントのファイル形式を選択して、エクスポート をクリックします。

注マーク

サブドキュメントは、セクションとしてエクスポートされます。 セクションのないプレーンテキストのドキュメントを希望する場合は、書式 → セクション を使用して、セクションの保護を解除し、削除します。