マスタードキュメントとサブドキュメントの使い方
マスタードキュメントを使用すると、多くの章がある本などの大型ドキュメントを管理できます。 マスタードキュメントは、複数の LibreOffice Writer ファイルのコンテナーとみなすことができます。 個々のファイルはサブドキュメントと呼ばれます。
マスター文書を作成する
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下記のいずれかの操作を行います。
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ファイル → 新規作成 → マスタードキュメント を選択します。
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既存のドキュメントを開き、メニュー ファイル → 送る → マスタードキュメントの作成 を選択します。
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新しいマスタードキュメントを作成する場合、ナビゲーターの最初の項目は
項目でなければなりません。ドキュメントの説明などを入力します。これによって、マスタードキュメントで既存のスタイルを編集すると、サブドキュメントを表示するときに、変更したスタイルが表示されます。 -
マスタードキュメントの
(これは自動または F5 押下で開きます) で、 アイコンをクリックしたまま、 次のいずれかを実行します:
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挿入する画像ファイルを選択して、開く をクリックします。
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ハッチングの表を保存するには、ハッチングの表を保存する ボタンをクリックして、ファイル名を入力し、保存 をクリックします。
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マスタードキュメントにテキストを入力できる新しい段落を挿入します。 ナビゲーターで既存のテキスト項目の隣にテキストを挿入することはできません。
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メニュー ファイル → 保存 を選択します。
マスタードキュメントを編集する
マスタードキュメント内のサブドキュメントの順番を変更するには、ナビゲーターを使用します。
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編集のためサブドキュメントを開くには、ナビゲーターでサブドキュメントの名前をダブルクリックします。
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マスタードキュメントからサブドキュメントを削除するには、ナビゲーターリストでサブドキュメントを右クリックし、削除 を選択します。 サブドキュメントファイルは削除されず、ナビゲーターのエントリだけが削除されます。
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マスタードキュメントにテキストを追加するには、ナビゲーターリスト内の項目を右クリックしてから、挿入 - テキスト を選択します。 マスタードキュメントで選択した項目の前にテキストセクションが挿入され、ここに必要なテキストを入力できます。 ナビゲーターで既存のテキスト項目の隣にテキストを挿入することはできません。
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マスタードキュメント内でのサブドキュメントの位置を変更するには、ナビゲーターのリスト上でサブドキュメントをドラッグして、その並び順を変更します。またサブドキュメントを選択してから、アイコン
および をクリックしても、同様の操作が行えます。
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目次や索引を追加するには、ナビゲーターリスト内で右クリックして、挿入 → 目次と索引 を選択します。
マスタードキュメントの索引の表示内容を更新するには、ナビゲータ上で索引を選択して、アイコン 更新 をクリックします。
マスタードキュメントにフレームや画像などのオブジェクトを挿入する場合は、そのオブジェクトを「ページに」対してはアンカーしないでください。代わりに、書式 → (オブジェクトの種類) → 種類 タブページで「段落に」アンカーを設定し、横 および 縦 の 基準 リストボックスで「ページ全体」に対して相対的にオブジェクトの位置を設定します。
新規ページで各サブ文書を開始する
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すべてのサブドキュメントの先頭部が、「見出し 1」などの同じ段落スタイルで始まっていることを確認します。
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In the master document, choose View - Styles, and click the Paragraph Styles icon.
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「見出し 1」を右クリックして、変更 を選択します。
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タブをクリックします。
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領域で、 を選択し、 で「改ページ」を選択します。
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各サブドキュメントの開始ページを奇数ページとする場合は、ページスタイル付き をオンにして、その横のボックスで「右ページ」を選択します。
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OK をクリックします。
マスタードキュメントを LibreOffice テキスト文書としてエクスポートする
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を選択します。
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ファイルの種類 リストで文書ドキュメントのファイル形式を選択して、エクスポート をクリックします。
サブドキュメントは、セクションとしてエクスポートされます。 セクションのないプレーンテキストのドキュメントを希望する場合は、
を使用して、セクションの保護を解除し、削除します。