フォントの種類

数式要素表示に使用するフォントを指定します。

このコマンドの見つけ方

メニュー 書式 → フォントの種類...


Font Type Dialog

数式フォント

数式を構成する変数、関数、数字、挿入テキストについては、その表示用フォントを指定できます。

「フォントの種類」ダイアログのリストボックスには、全要素の標準フォントとして「Times New Roman」が表示されます。別のフォントに変更するには、変更 をクリックし、要素の種類を選択します。これにより、新しいダイアログボックスが表示されます。次に、適切なフォントを選択し、必要な属性をすべてチェックした後、OK をクリックします。変更後の設定を標準フォントにするには、標準 ボタンをクリックします。

注マーク

文字列の一部にのみ別の種類のフォントを使う場合は、コマンド ウィンドウにコマンド font を入力します。


変数

数式中に使う変数については、その表示用フォントを指定できます。たとえば x=SIN(y) という数式では、x と y が変数であり、これらが指定フォントで表示されます。

関数

関数の名前と属性の表示用フォントを選択します。例えば x=SIN(y) という数式では、=SIN() の部分が関数に該当します。

数値

数式中に使う数字については、その表示用フォントを指定できます。

テキスト

数式中に使うテキストの表示用フォントを選択します。

ユーザー指定のフォント

ここでは、数式の文字列部分に割り当てる3つのフォントが定義できます。初期設定では、Serif、Sans、Fixed の3つの基本フォントが用意されており、それぞれにもう1つのフォントを追加することができます。追加するフォントは、システムにインストールされているフォントの中から選択します。リストボックスへのフォントの追加は、変更 ボタンで行います。

コマンドウィンドウで font を使って別のフォントを指定した際に、これらのユーザーフォントが使用されます。

Serif

ここでは、font serif 形式で使用するフォントを選択します。Serif (セリフ) とは、Times などのフォントで A の脚の部分などに見られる、ひげ飾りを指します。これは、長いテキストに使用すると読みやすいフォントです。

Sans

ここでは、sans フォントで数式内に適用するフォントを選択します。

Fixed

ここでは、fixed フォントで数式内に適用するフォントを選択します。

変更

ポップアップメニューの項目をクリックすると、「フォントの種類」ダイアログが開き、ユーザー指定フォントの設定および、個々の数式の属性とフォントの指定が行えます。

標準

このボタンをクリックすると、変更した設定が標準として保存され、新規に作成するすべての数式に適用されるようになります。変更した内容を確認したら、OK ボタンをクリックします。

Save Default Dialog