自動サイズ

ここでは、LibreOffice Math での自動サイズの詳細について、例をあげて説明します。

階乗記号はスケールされず、引数の基線または中央に配置されます。(例: fact stack{a#b} と fact{a over b} を比較)

かっこのサイズも、基本的に固定されています。これはかっことして使用できる記号すべてに該当します。(例: (((a)))、(stack{a#b#c})、(a over b) を比較)

ただし left または right が付いているかっこは、引数の高さに調整されます。(例: left(left(left(a right)right)right) と left(stack{a#b#c}right) と left(a over b right) を比較)

属性の中には、サイズが固定されているものがあり、長い文字列の上に置かれてもサイズがかわりません。

警告マーク

例の構文に含まれているスペースは、数式を正しく表記するために不可欠です。コマンドを入力する際に省略することはできません。