XML フィルターの作成
LibreOffice 用 XML フィルターを作成
LibreOffice 用の XML フィルターを作成する場合は、OpenDocument XML ファイル形式との間で相互に変換可能なように XSLT スタイルシートをデザインする必要があります。
OpenDocument XML 形式の詳細情報は、http://xml.openoffice.org/ を参照してください。
必要な場合、インポートする XML ドキュメントに LibreOffice スタイルを適用するために、フィルターに テンプレート を含めることができます。
XML フィルターを作成するには
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外部 XML 形式の要素と OpenDocument XML ファイル形式の要素とを相互にマップする、XSLT 変換 スタイルシート を作成します。
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この形式から LibreOffice にファイルをインストールする場合、外部 XML 形式内の要素に LibreOffice スタイルを割り当てるためのテンプレートを作成します。
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LibreOffice Writer で文書ドキュメントを作成して、
を選択します。 -
新規作成 をクリックします。
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XML フィルター ダイアログで、全般 タブをクリックしてから、フィルターのプロパティを指定します。
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フィルター名 ボックスに XML フィルターの名前を入力します。
この名前は、XML フィルターの設定 ダイアログに表示されます。
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アプリケーション ボックスで、フィルターを使用する LibreOffice アプリケーションを選択します。
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ファイルの種類 ボックスに、そのフィルターを使用するファイルの種類を入力します。
この名前は、開く、エクスポート、および 名前を付けて保存 の各ダイアログで「ファイルの種類」リストに表示されます。
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ファイル拡張子 ボックスに、エクスポートするファイルの拡張子を入力します。
ファイル形式を XML ファイルと区別する場合、*.xml 以外の拡張子を入力します。
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変換 プロパティページで、フィルターの変換プロパティを指定します。
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(オプション) ドキュメントタイプ ボックスに、外部ファイル形式用のドキュメントタイプ識別子を入力します。
インポートするファイルの種類を判別するためにこの識別子が使用されます。
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XSLT for export ボックスに、OpenDocument 形式から外部形式への変換方法を定義する XSLT スタイルシートのパスおよびファイル名を入力します。
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XSLT for import ボックスに、外部形式から OpenDocument 形式への変換方法を定義する XSLT スタイルシートのパスおよびファイル名を入力します。
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(オプション) インポートするファイルに対して使用される LibreOfficeスタイルを指定するためのテンプレートファイルのパスとファイル名を インポート用テンプレート ボックスに入力します。
変換 プロパティページで指定したファイルは、ローカルの LibreOffice ユーザーディレクトリにコピーされます。
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OK をクリックします。
XML フィルターをテストするには
LibreOffice 内で、カスタム XML フィルターの基本的なテストを行うことができます。
テストによってドキュメントが変更されることはありません。
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テキストドキュメントを作成するか、開くかします。
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を選択します。
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このフィルターリストで、テスト対象のフィルターを選択してから、テキスト XSLT をクリックします。
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エクスポート フィルターをテストする場合、ダイアログの エクスポート 領域に対して以下のいずれかを行います。
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検索 をクリックして、テストする LibreOffice ドキュメントを選択してから、開く をクリックします。
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現在のドキュメントをテストするには、現在のドキュメント をクリックします。
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インポート フィルターをテストする場合は、ダイアログの インポート 領域にある 検索 をクリックし、ドキュメントを選択してから、開く をクリックします。