新規 UNO コンポーネントの統合

プログラマーは独自の UNO (Universal Network Objects) コンポーネントを記述して LibreOffice に統合することができます。これらの新規コンポーネントは、LibreOffice のメニューやツールバーに追加することが可能で、こうしたものを「アドオン」と呼んでいます。

なお新規コンポーネントの統合には、各種のツールやサービスを利用しています。詳細情報については、LibreOffice デベロッパー向けガイドを参照してください。基本的な操作手順は、下記の 3 つです。

  1. 新規コンポーネントを LibreOffice に登録します。これを実行するには、ツール unopkg を使用しますが、このツールは {installpath}program に収録されています。

  2. 新規コンポーネントをサービスとして統合します。この操作には ProtocolHandler および JobDispatch サービスを利用できます。詳細情報については、LibreOffice デベロッパー向けガイドを参照してください。

  3. ユーザーインタフェース (メニューやツールバー) を変更します。この操作は、変更に必要な情報を XML テキストファイルに記述することで、大部分を自動的に処理できます。詳細情報については、LibreOffice デベロッパー向けガイドを参照してください。

アドオンによって、LibreOffice の機能を拡張できます。なおアドオンは、LibreOffice Calc の機能追加に使用する とは無関係です。