リレーション

2 つのテーブル間のリレーションを指定および編集できます。

このコマンドの見つけ方

データベースファイルウィンドウで、ツール → リレーションシップ


注マーク

更新および削除のオプションが利用できるのは、使用するデータベースがこれらの機能をサポートしている場合だけです。


テーブル

新しいリンクを実行するには、ダイアログの上部にある2つのコンボボックスからそれぞれのテーブルを選択します。

既存のリレーションに関して、ウィンドウ Relation 上での接続線のダブルクリックによりダイアログ Relations を開いた場合、このリレーションに関係しているテーブルに変更を加えることはできません。

キーフィールド

リレーションのキーフィールドを指定します。

リンク用に選択したテーブルの名前は、ここでは列名として表示されます。 テーブル中のフィールドは、フィールドをクリックして矢印キーで選択できます。個々のリレーションは 1 列に表示されます。

オプションの更新

ここでは、プライマリキーフィールドの 1 つに変更が加えられた場合のオプションを指定します。

アクションなし

プライマリキーへの変更が、他の外部キーフィールドに影響しないよう指定します。

カスケードの更新

対応するプライマリキーの値が変更されたときに、外部キーフィールドをすべて更新する場合に (順送り更新)、このオプションを選択します。

null に設定

このオプションでは付属するメインキーが変更された場合、外部キーフィールドに「IS NULL」値が設定されます。ここでの「IS NULL」とは、データフィールドが空であるということです。

デフォルトの設定

このオプションでは、付属するメインキーが変更された場合、外部キーフィールドに標準値が設定されます。 この外部キーフィールドの標準値とは、付属するテーブルのフィールドのプロパティが定義された際に設定された値です。

削除オプション

ここでは、プライマリキーフィールドの 1 つが削除された場合のオプションを指定します。

アクションなし

プライマリキーへの削除が、他の外部キーフィールドに影響しないよう指定します。

カスケードの削除

プライマリキーフィールドの 1 つを削除した場合に、対応するすべての外部キーフィールドも削除するよう指定します。

警告マーク

オプション カスケードの削除 をオンにしてプライマリキーフィールドの 1 つを削除した場合、他のテーブルからのレコードで、このキーを外部キーとしているものはすべて削除されます。データベースの大半のデータが削除される危険性もあるため、このオプションの使用には細心の注意が必要です。


null に設定

プライマリキーが削除された場合に、対応するすべての外部キーフィールドに「IS NULL」値を入力します。

デフォルトの設定

プライマリキーが削除された場合に、対応するすべての外部キーフィールドに指定値を入力します。