結合プロパティ

クエリーデザインで、リンクされた 2 つのフィールドをつなぐ接続線をダブルクリックするか、メニュー 挿入 → 新しいリレーション を選択すると、ダイアログ プロパティ が表示されます。これらのプロパティは、設定後に作成するすべてのクエリーで利用されます。

このコマンドの見つけ方

クエリーデザインを開いて、挿入 → 新規リレーション を選択するか、2 つのテーブルをつなぐ接続線をダブルクリックするかします。


関連テーブル

結合する 2 つの別々のテーブルを指定します。

関連フィールド

リレーションで結合する 2 つのデータフィールドを指定します。

オプション

種類

選択したリンクのリンク型を指定します。データベースによっては、選択可能な型のサブセットにしか対応していない場合があります。

内部結合

内部結合で作成されるテーブルには、リンクされたフィールドの内容が一致するレコードだけが含まれます。 LibreOffice SQL ではこの型のリンクは、WHERE 節に相当します。

左結合

左結合で作成されるテーブルには、左側のテーブルのすべてのフィールドが入り、右側のテーブルからはリンクされたフィールドの内容が一致するフィールドだけが入ります。 LibreOffice SQL ではこの型のリンクは、LEFT OUTER JOIN コマンドに相当します。

右結合

右結合で作成されるテーブルには、右側のテーブルからはすべてのフィールドが含まれ、左側のテーブルからはリンクされたフィールドの内容が一致するフィールドだけが含まれます。 LibreOffice SQL ではこの型のリンクは、RIGHT OUTER JOIN コマンドに相当します。

完全結合

完全結合で作成されるテーブルには、右側と左側のテーブルのすべてのフィールドが入ります。 LibreOffice の SQL ではこの型のリンクは、FULL OUTER JOIN コマンドに相当します。

自然

キーワード NATURAL を SQL 文に挿入してリレーションを定義します。このリレーションは両方のテーブルの同じカラム名を持つすべてのカラムを結合します。結合されたテーブルの結果は、それぞれの同じ名前のカラムをペアにした一つのカラムを持っています。