その他のコントロールを表示
「フォームコントロール」ツールバーで、「コントロールの選択」アイコンをクリックすると、「コントロールの選択」ツールバーが表示されます。
スピンボタン
スピンボタンを作成します。
Calc 表計算ドキュメントにスピンボタンを追加した場合、データ タブページを使用して、スピンボタンとセルの間に双方向リンクを作成できます。その結果、セルの内容を変更すると、スピンボタンの内容が更新されます。逆に、スピンボタンの値を変更すると、セルの内容が更新されます。
スクロールバー
スクロールバーを作成します。
スクロールバーには以下のプロパティを指定できます。
UI 名 |
セマンティクス |
スクロールの最小値 |
スクロールバーの最小の高さまたは幅を指定します。 |
スクロールの最大値 |
スクロールバーの最大の高さまたは幅を指定します。 |
標準スクロール値 |
スクロールバーの標準の高さまたは幅を指定します。 |
方向 |
スクロールバーの方向、つまり垂直または水平を指定します。 |
わずかな変更 |
スクロールバーをスクロールさせる最小値、たとえば矢印をクリックしたときの移動量を指定します。 |
大幅な変更 |
スライダと矢印の間をクリックするなどして、スクロールバーを大きくスクロールさせた場合のスクロール量を指定します。 |
遅延 |
スクロールバーによって引き起こされるイベントとイベントの間の時間をミリセカンドで指定します。たとえば、スクロールバーの矢印ボタンをクリックしてマウスボタンを押した状態にした時の遅延時間などが相当します。 |
記号の色 |
スクロールバー上の矢印の色を指定します。 |
表示サイズ |
スクロールバーのスライダのサイズを、「値で」指定します。たとえば、(「スクロールバーの最大値」-「スクロールバーの最小値」) / 2 を値で指定すると、スライダの幅がスクロールバーの幅の半分になります。 スクロールバーの幅をスクロールバーの高さと等しくするには、「表示サイズ」に 0 を設定します。 |
Calc 表計算ドキュメントでは、データ タブページを使用して、スクロールバーとセルの間に双方向リンクを作成できます。
イメージボタン
画像として表示されるボタンを作成します。 イメージボタンのプロパティは、画像が表示されることを除いて、「通常」のボタンと同じです。
イメージコントロール
イメージコントロールを作成します。データベースから画像を追加するためにだけ使用できます。 フォームドキュメントで、これらのコントロールの 1 つをダブルクリックすると、画像を挿入するために 図の挿入 ダイアログが表示されます。画像を挿入したり削除したりするためのコマンドの入ったコンテキストメニューもあります (デザインモードでは表示されません)。
データベースからのイメージをフォームに表示できます。また、イメージコントロールが書き込み保護されていない限り、新しいイメージをデータベースに挿入することも可能です。イメージコントロールは、イメージタイプのデータベースフィールドを参照する必要があります。したがって、属性ウィンドウの「データ」タブには、イメージタイプのデータフィールドを入力します。
日付フィールド
日付フィールドが作成されます。 フォームがデータベースにリンクされている場合には、日付の値をデータベースから取得できます。
日付フィールドに属性「ドロップダウン」を与えると、ユーザーは、日付フィールドでカレンダーをドロップダウンして、日付を選択できます。これは、テーブルコントロール内の日付フィールドにも適用されます。
ユーザーは上下の矢印キーを使って日付フィールドを容易に編集できます。カーソルがある位置に応じて、年月日を矢印キーで増減することができます。
時刻フィールド
時刻フィールドが作成されます。 フォームがデータベースにリンクされている場合には、フォーム内の時刻フィールドの値をデータベースから取得できます。
ユーザーは上下の矢印キーを使って時刻フィールドを容易に編集できます。カーソルがある位置に応じて、時分秒を矢印キーで増減することができます。
ファイルの選択
ファイルの選択を可能にするボタンが作成されます。
数字フィールド
数値フィールドが作成されます。 フォームがデータベースにリンクされている場合には、フォーム内の数値フィールドの内容をデータベースから取得できます。
通貨フィールド
通貨フィールドが作成されます。 フォームがデータベースにリンクされている場合には、フォーム内の通貨フィールドの内容をデータベースから取得できます。
パターンフィールド
パターンフィールドを作成します。 パターンフィールドは、編集マスクとリテラルマスクで構成されています。編集マスクには、入力可能なデータを指定します。リテラルマスクには、フォームの読み込み時のパターンフィールドの内容を指定します。
HTML書式の場合、パターンフィールドは考慮しません。
グループボックス
複数のコントロールを視覚的にグループ化する枠を作成します。 グループボックスを使うと、オプションボタンを枠で囲んでグループ化できます。
グループ枠をドキュメントに挿入すると、グループエレメントウィザード が開始されます。このウィザードでは、オプショングループを簡単に作成できます。
注意: 既にコントロールが配置してある場所にグループボックスをドラッグしたあとでコントロールを選択する場合には、まず、グループボックスのコンテキストメニューを開いて、整列 → 最背面へ移動 を選択してください。次に、(Command)(Ctrl) キーを押しながら、コントロールを選択します。
グループボックスは、視覚効果を高める目的でのみ使用されます。実際、オプションフィールドのグループ化は、コントロール名の指定を通じて行います。つまりこの場合、該当するオプションフィールドに対して、その 名前 属性に共通の名前を指定することでグループ化できます。
テーブルコントロール
データベーステーブル用のコントロールを作成します。新規テーブルコントロールフィールドを作成すると、テーブル構成要素ウィザード が表示されます。
ナビゲーションバー
ナビゲーションバーを作成します。
ナビゲーションバーを使用すると、データベースまたはデータベースフォームにあるレコードからレコードへ移動できます。このナビゲーションバー上のコントロールは、LibreOffice の標準 ナビゲーションバー 上のコントロールと同じように機能します。