全般

全般 タブでは、フォームコントロールの全体的な属性を設定します。これらの属性は、コントロールの種類により異なります。ここで解説するすべての属性が、全種類のコントロールで設定できるわけではありません。

このコマンドの見つけ方

選択したフォーム項目のコンテキストメニューを開いて コントロール を選択し、全般 タブをクリックします。

フォームコントロール ツールバーまたはフォームデザイン ツールバーを開き、コントロール アイコン → 全般 タブをクリックします。


注マーク

現在のフォームドキュメントを HTML 書式にエクスポートした場合、現在のコントロール値ではなく標準のコントロール値がエクスポートされます。 標準値は、コントロールの種類によって、プロパティの標準値 (テキストフィールドなど)、標準ステータス (チェックボックスやオプションフィールド用)、標準選択範囲 (リストボックス用) によって決定されます。


URL

ドキュメントまたは HTML を開くタイプのボタンには、「URL」 ボックスに URL アドレスを入力します。 ボタンをクリックすると、このアドレスが開かれます。

ユーザーモードでマウスをボタンの上に移動すると、ほかにヘルプテキストが作成されていなければ、詳細ヒントとして URL が表示されます。

わずかな変更

ユーザーがスクロールバーの矢印アイコンをクリックしたときに加算または減算する値を指定します。

アイコンのサイズ

Specifies whether the icons in a selected Navigation Bar should be small or large.

アクション

ナビゲーションアクションを使用すると、独自のデータベースナビゲーション ボタンをデザインできます。

以下の表で、ボタンに割り当てることができるアクションを説明します。

アクション

説明

なし

アクションは起きません。

送信フォーム

現在開いているフォームの、別のコントロールフィールドに入力されたデータが フォームのプロパティURL 欄に指定されたアドレスに送信されます。

PDF ファイルにエクスポートする際には、フォームのデータプロパティの「URL」テキストボックスに URL を入力します。

リセットフォーム

ほかのコントロールフィールドで行なった設定を事前設定した標準値に戻します (標準ステータス、標準選択、標準値)。

ドキュメントまたは HTML を開く

「URL」 に指定された URL が表示されます。 「フレーム」 を使うと、ターゲットフレームを指定できます。

最初のレコード

現在のフォームが、最初のレコードに移動されます。

前のレコード

現在のフォームが、前のレコードに移動されます。

次のレコード

現在のフォームが、次のレコードに移動されます。

最後のレコード

現在のフォームが、最後のレコードに移動されます。

レコードの保存

必要な場合、現在のレコードが保存されます。

データ項目の取り消し

現在のレコードの変更内容が破棄されます。

新規レコード

現在のフォームが、挿入行に移動されます。

レコードの削除

現在のレコードが削除されます。

フォームの更新

最後に保存されたバージョンの現在のフォームを再読み込まれます。


アンカー

コントロールをどこに固定するかアンカーを定めます。

オートフィル

オートフィル機能では、項目の入力を開始すると以前の入力項目がリスト表示されます。

クリック時にフォーカスを取得

このオプションを「はい」に設定した場合、ボタンをクリックしたときにボタンにフォーカスが移ります。

スクロールの最小値です。

スクロールバーコントロールの最小値を指定します。

スクロールバー

テキストボックスに指定した種類のスクロールバーを追加します。

スケール

コントロールのサイズに合うように画像のサイズを変更します。

スタイル

Specifies whether Check boxes and Option buttons are displayed in a 3D look (default) or a flat look.

スピンボタン

数字フィールド、通貨フィールド、日付フィールドおよび時刻フィールドが、スピンボタンとしてフォームに挿入されます。

タイトル

ラベルフィールド属性は、フォーム上のコントロールフィールドに表示するラベルを設定します。この属性は、表示ラベル、またはテーブルコントロールフォーム内のデータフィールドの列見出しを指定します。

新しいコントロールを作成するときに、名前 プロパティにあらかじめ指定されている説明が、コントロールのラベルの標準値として使用されます。 このラベルは、CommandButton1 のように、コントロールフィールドの名前とコントロールの番号を示す整数で構成されています。 タイトル プロパティでは、ラベルがコントロールの機能を示すように、コントロールに別の説明を割り当てることができます。 ユーザーに表示されるコントロールのラベルをわかりやすい内容にするには、この項目を変更します。

複数行のタイトルを作成するには、まず矢印ボタンでコンボボックスを開きます。改行は Shift++Enter で行います。

注マーク

タイトル属性は、ユーザーの目に見えるインタフェース上のフォーム項目にラベルを付ける目的でのみ使用されるものです。実行時のマクロによる操作では、常にコントロールが名前属性によって扱われることに注意してください。


タブの順序

タブの順序 プロパティにより、Tab キーを押したときにコントロールがフォームの中でフォーカスされる順序を指定します。 1 つのフォームの中に複数のコントロールが配置されている場合、Tab キーを押すたびに次のコントロールにフォーカスが移動されます。タブの順序 で表示されるインデックスを使って、フォーカスが移る順序を指定できます。

注マーク

タブの順序 属性は、隠しコントロール には表示されません。必要に応じて、Tab キーを使用してこのコントロールを選択できるようにするため、「イメージ」ボタンおよびイメージコントロールにこの属性を設定できます。


フォームを作成するときに、このフォームに追加されるコントロールフィールドにインデックスが自動的に割り当てられます。追加されるすべてのコントロールフィールドは、1 ずつ増分されるインデックスに割り当てられます。コントロールのインデックスを変更すると、ほかのコントロールのインデックスも自動的に更新されます。 「タブストップ」が「いいえ」になっているフォーカスのない要素にも、値が割り当てられます。 ただし、これらのコントロールは Tab キーを使うとスキップされます。

タブの順序 ダイアログでも、さまざまなコントロールのインデックスを指定できます。

タブストップ

タブストッププロパティが、コントロールフィールドをタブキーで選択できるかどうかを決定します。 以下のようなオプションがあります。

いいえ

Tab キーを使用すると、コントロールのフォーカスが次のコントロールにスキップします。

はい

タブキーで、コントロールを選択できます。


テキストの種類

Allows you to use line breaks and formatting in a control field, such as a text box or label. To manually enter a line break, press the Enter key. Select "Multi-line with formatting" to enter formatted text.

警告マーク

テキストタイプ「フォーマット付きの複数行」を選択した場合、このコントロールをデータベースフィールドにバインドすることはできません。


注マーク

このコントロールは、テーブルコントロール内のテキスト列用の「複数行入力」と呼ばれています。


テキスト行は次のもので終了

テキストフィールドの場合、テキストをデータベースの列に書き込むときに使用される行終了コードを選択します。

ドロップダウン

ドロップダウンプロパティのあるコントロールフィールドには矢印ボタンが追加され、その矢印をマウスでクリックするたびに、既存のフォーム項目のリストが表示されます。 「行数」 には、ドロップダウン時に表示される行の行数を指定できます。 組み合わせフィールドにはドロップダウンプロパティを設定できます。

テーブルコントロールの列として挿入されたコンボボックスは、標準設定ではつねにドロップダウンが可能です。

ナビゲーション

Specifies to show or hide the navigation items in a selected Navigation Bar control. Navigation items are the following: First record, Previous record, Next record, Last record.

ナビゲーションバー

テーブルコントロールの下端にナビゲーションバーを表示するかどうかを指定します。

パスワード用文字

ユーザーによるパスワード入力が行われる場合に、入力文字の代わりに表示する文字を指定できます。パスワード用の記号属性に、使用する文字の ASCII コードを入力します。0~255 の値を使用できます。

ヒント

文字とその ASCII コードは 「特殊文字」 ダイアログ (「挿入」 → 「特殊文字」) に表示されます。


フィルターおよびソート

Specifies to show or hide the filtering and sorting items in a selected Navigation Bar control. Filtering and sorting items are the following: Sort ascending, Sort descending, Sort, Automatic filter, Default filter, Apply filter, Reset filter/sort.

フォント

テキスト、つまりタイトルを表示するコントロールフィールド用に使う表示用フォントを選択します。 「...」 ボタンをクリックすると、「フォント」 ダイアログが表示されます。 選択したフォントは、コントロールフィールドの名前に使用され、また、テーブルコントロールフィールドのデータを表示するために使用されます。

フレーム

また、ドキュメントまたは HTML を開くアクションが割り当てられているボタンをクリックしたときに開く URL を表示するターゲットフレームを指定することもできます。

このフィールドをクリックすると、次のドキュメントを読み込むフレームについて指定するオプションをリストから選択できます。次の設定が可能です。

項目

意味

_blank

次のドキュメントは空白の新しいフレームにつくられます。

_parent

親、すなわち上位フレームに次のドキュメントを構築します。親がない場合、同じフレームにドキュメントを構築します。

_self

同じフレームに次のドキュメントを構築します。

_top

トップウィンドウ、すなわち階層の最高位のフレームに次のドキュメントを構築します。スタートフレームが既にトップウィンドウである場合、同じフレームにドキュメントを構築します。


注マーク

「枠」プロパティは、データベースフォームではなく、HTML フォームで使用します。


ヘルプ URL

バッチラベルにヘルプドキュメントの参照先を URL 形式で指定します。ヘルプドキュメントは、コントロールフィールドのヘルプから呼び出すことができます。 コントロールフィールドのヘルプは、フォーカスがコントロールフィールドにあるときに (F1) キーを押すと表示されます。

ヘルプテキスト

コントロールにヒントヘルプとして表示されるヘルプテキストを入力するオプションを提供します。 ヒントヘルプは、ユーザーモードでマウスをコントロールに合わせたときに表示されるテキストです。

URL タイプのボタンでは、ヘルプテキストには「URL」に対して入力された URL アドレスではなく、詳細ヒントが表示されます。

ヘルプテキスト

各コントロールフィールドで、コントロールフィールドの補足情報または説明文を指定できます。この属性は、プログラマがプログラムコード内に補足情報を保存する場合に役立ちます。このフィールドは、例えば変数やその他の評価パラメーターとして使用できます。

マウスホイールスクロール

ユーザーがマウスホイールでスクロールするときに値を変化させるかどうか設定します。使わない: 値は変化しません。フォーカス時: (デフォルト) コントロールがフォーカスを持ち、ホイールがスクロールしたとき、値が変化します。常に: どのコントロールにフォーカスがあるかに関わらず、ホイールがコントロールを指し、ホイールがスクロールするとき、値が変化します。

ラベルフィールド

コントロールのラベルのソースを指定します。 ソースデータベースフィールドの名前を参照可能な場所であれば常に、このラベルフィールドのテキストが挿入されます。たとえば、フィルターナビゲーター検索 ダイアログ、テーブルのビュー内の列名などです。

ユーザーがキーボードからコントロールにアクセスできるよう、タイトルの 1 文字をニーモニックに指定するには、タイトルの名前の該当文字の前にチルド記号 (~) を挿入します。

オプションフィールド(ラジオボタン)の場合、そのグループ枠の文字列しかラベルフィールドとして認められていません。この文字列は、同じグループのオプションフィールドすべてに適用されます。

テキストボックス横の ... ボタンをクリックすると、ラベルフィールドの選択 ダイアログが表示されます。ここで、コントロールのリストから1つのコントロールを選択します。

非割り当て フィールドをオンにします。オンにしないと、コントロールをラベルフィールドとして割り当てることができません。 このフィールドで、ラベルフィールドとのリンクを削除できます。

リスト項目

キーボード制御に関する ヒント を参考にしてください。

事前定義する標準リスト項目は、コンボボックス 標準値 に入力します。

注マーク

ここに入力したリストの項目がフォームに組み込まれるのは、データ タブの リスト内容の種類 でオプション 値リスト を選択している場合に限られることに注意してください。


リスト項目をデータベースに書き込んだり、Web フォームの受信者に転送したりするのではなく、フォームに表示されない値に割り当てる場合、値リストのほかの値にリスト項目を割り当てることができます。 値リストは 「データ」 タブで決定されます。 「リスト内容の種類」 でオプション「値リスト」を選択します。 次に、フォームの対応する表示リスト項目に割り当てる値を 「リストの内容」 に入力します。 割り当てを正確に行うには、値リストの順序を考慮する必要があります。

注マーク

HTML ドキュメントの場合、全般 タブに入力されたリスト項目は、HTML タグ <OPTION> に対応します。リストの内容 の下にある データ タブに入力されている値リストの項目は、<OPTION VALUE=...> タグに対応します。


レコードに対する操作

Specifies to show or hide the action items in a selected Navigation Bar control. Action items are the following: Save record, Undo, New record, Delete record, Refresh.

レコードマーカー

最初の列に行ラベルを付加するかどうかを指定します。行ラベルでは、現行レコードが小さな矢印で示されます。

位置 X

アンカーを元にしてコントロールの X 座標を定めます。

位置 Y

アンカーを元にしてコントロールの Y 座標を定めます。

位置決め

Specifies to show or hide the positioning items in a selected Navigation Bar control. Positioning items are the following: Record label, Record position, Record count label, Record count.

隠しコントロール 属性に入力するデータは、その隠しコントロールで継承されます。フォームを送信する際には、このデータも転送されます。

入力マスク

これらの文字コードはパターンフィールドに指定するもので、パターンフィールドに対するユーザーの入力に制限を課す場合に使用します。

入力マスクの長さによって、許容される入力桁数が決まります。ユーザーが入力マスクに対応しない文字列を入力すると、フィールドから移動するときにその入力が拒否されます。次の文字を使って入力マスクを定義できます。

文字

意味

L

L

a

a-z および A-Z を入力できます。大文字から小文字への変換は行われません。

A

この位置には、文字 A-Z を入力できます。小文字を入力すると、自動的に大文字に変換します。

c

a-z と A-Z および 0-9 を入力できます。大文字から小文字への変換は行われません。

C

この位置には、文字 A-Z および 0-9 を入力できます。小文字を入力すると、自動的に大文字に変換します。

N

文字 0-9 しか入力できません。

x

印刷可能なすべての文字を入力できます。

X

印刷可能なすべての文字を入力できます。小文字を入力すると、自動的に大文字に変換します。


たとえば、ユーザーが日付入力時に4桁だけを入力できるようにするには、文字マスク「__.__.2000」に入力マスク「NNLNNLLLLL」を指定します。

切り替え

Specifies if a Push Button behaves as a Toggle Button. If you set Toggle to "Yes", you can switch between the "selected" and "not selected" control states when you click the button or press the spacebar while the control has the focus. A button in the "selected" state appears "pressed in".

千桁区切り

数値フィールドや通貨フィールドでは、千単位の桁区切りを使用するかどうかを指定できます。

単語ブレーク

テキストが複数行で表示されます。テキストボックス中で改行が使用できるので、複数行のテキストを入力できます。手動で改行を入力するには、Enter キーを押します。

印刷可能

ドキュメントの印刷出力にコントロールフィールドを表示するかどうかを指定します。

名前

それぞれのコントロールフィールドとそれぞれのフォームには識別手段として使用できる 名前 プロパティがあります。 この名前は フォームナビゲーター に表示され、これを使用してコントロールフィールドをマクロから参照できます。 標準設定では、フィールドのラベルと番号を使って構築された名前がすでに指定されています。

注マーク

マクロで作業する場合には、コントロールの名前が一意的である必要があります。


名前は、機能的に同じであるラジオボタンなどの別のコントロールをグループ化するのにも使用されます。 グループ化を行うには、グループのすべてのメンバーを同じ名前にします。同じ名前のコントロールがグループを形成します。 グループ化されたコントロールは、グループボックス を使用すると視覚的に表現できます。

イメージボタンには プロパティがあります。 プロパティによって、ボタンに表示させる図のパスとファイル名が指定されます。 なお ... ボタンを使って画像ファイルを選択した場合は、パスとファイル名がこのテキストボックスに自動的に入力されます。

増加/減少値

スピンボタンコントロールをアクティブにするたびに加算または減算される時間間隔を指定します。

外枠の色

Specifies the border color for controls that have the Border property set to "flat".

大幅な変更

ユーザーがスクロールバーのスライダーの前後をクリックしたときに加算または減算する値を指定します。

小数点以下の桁数

数値フィールドと通貨フィールドでは、表示する小数点以下の桁数を指定できます。

差値

数値および通貨のスピンボタンには値の間隔を事前に設定できます。 スピンボタンの上矢印と下矢印を使うと、値を増減できます。

テーブルコントロールフィールドにある列幅を、LibreOffice モジュールオプションで指定した単位で設定します。たとえば 2 cm のように、有効な測定単位をつけて値を入力することができます。

コントロールの幅を定めます。

文字および画像の配置

配置オプションには、左揃え、右揃え、および、中央揃えがあります。 上記オプションは以下の要素に適用できます。

  1. ラベルフィールドのタイトル

  2. テキストフィールドの内容

  3. テーブルコントロールの列にあるテーブルフィールドの内容

  4. ボタンに使用する図またはテキスト

    注マーク

    ボタンの 配置 オプションは、図の配置 と呼びます。


文字マスク

マスクをしたフィールドでは、文字マスクを指定できます。 文字マスクはフォームの初期値を含んでおり、フォームのダウンロード後にはいつでも表示可能です。 入力マスクの文字コードを使うと、マスクをしたフィールドに入力できる項目を決定できます。

注マーク

文字マスクの長さと入力マスクの長さはかならず同じにします。これが同じでないと、入力マスクが短く切られてしまうか、あるいは入力マスクの長さに合わせてスペースが入ってしまいます。


方向

スクロールバーまたはスピンボタンの方向 (水平または垂直) を指定します。

日付の書式

日付フィールドで日付読み出し用の書式を決定できます。

注マーク

すべての書式フィールド (日付、時間、通貨、数値) では、フィールドからカーソルが移ると、ユーザーの入力した書式には関係なく、ここで選択した書式が自動的に適用されます。


時間の書式

時刻表示の書式を指定できます。

書式のチェック

書式付きの内容 (日付、時刻など) を受け付けるように、コントロールフィールドに書式チェックを設定することができます。書式制限機能を使用可能に設定 (「はい」) すると、許容した文字のみ受け付けられるようになります。 たとえば、日付フィールドでは、数字と日付の区切記号だけが受け付けられます。キーボードからアルファベットを入力しても、すべて無視されます。

書式設定

コントロールの書式コードを指定します。書式コードを選択するには、... ボタンをクリックします。

最初の日付

ユーザーが入力できる最も早い日付を指定します。

最初の時刻

ユーザーが入力できる最も早い時刻を指定します。

最大スクロール値

スクロールバーコントロールの最大値を指定します。

最大値

数値フィールドと通貨フィールドでは、ユーザーが入力できる最大値を指定できます。

最大文字数

テキストボックスとコンボボックスでは、ユーザーが入力できる最大文字数を指定できます。このコントロールフィールド属性を入力しない場合の標準設定は 0 です。

コントロールがデータベースにリンクされており、データベースのフィールド定義からテキストの長さを取り込む場合、ここではテキストの長さを指定できません。このコントロールの属性が定義されていない場合にのみ(ステータス「未指定」)、データーベースから設定を取り込みます。

最小値

数値フィールドと通貨フィールドに最小値を指定すると、それよりも小さな値は入力できなくなります。

最後の日付

ユーザーが入力できる最も遅い日付を指定します。

最後の時刻

ユーザーが入力できる最も遅い時刻を指定します。

有効

コントロールフィールドに「使用可能」(はい) プロパティがあると、フォームのユーザーがそのコントロールフィールドを使用できます。 このプロパティが使用不可の場合、コントロールフィールドを使用可能にすることができず (いいえ) 、灰色で表示されます。

枠のあるコントロールフィールドで、属性を使ってフォーム上での枠の表示方法を指定できます。「枠なし」、「3D ルック」、「平たい」のいずれかのオプションを選択できます。

標準の日付

標準の日付を設定します。

標準スクロール値

スクロールバーの標準値を設定します。

標準ステータス

オプションまたはチェックボックスを標準でオンにするかどうかを指定します。

リセットの種類ボタンでは、ユーザーがリセットボタンをクリックしたあとのコントロールの状態を指定できます。

グループ化オプションフィールドに関しては、標準ステータス プロパティにより、標準設定に相当するグループのステータスが指定されます。

標準テキスト

テキストボックスまたはコンボボックスの標準テキストを設定します。

標準ボタン

標準ボタン プロパティによって、Return キーを押したときに対応して操作されるボタンが指定されます。ダイアログかフォームを表示させただけで他に操作を行っていないときは、このプロパティが付けられたボタンが標準ボタンです。

注マーク

この属性は常に、ドキュメント内の単一のボタンにのみ割り当てるべきです。


Web ページフォームの使用時、検索マスク内でこのプロパティを見ることがあります。 これらは、テキストフィールドと「タイプの送信」ボタンを含む入力マスクです。 検索対象の単語をこのテキストフィールドに入力し、このボタンをクリックすると検索が実行されます。 しかし、このボタンが標準ボタンとして指定されていれば、検索対象の単語を入力したあと、Enter キーを押すだけで検索を開始できます。

標準値

コントロールフィールドの標準値を設定します。 標準値は、たとえば、フォームが表示されたときに入力されます。

リセットの種類ボタンでは、ユーザーが「リセット」ボタンをクリックしたあとのコントロールの状態を 「標準値項目」 で指定できます。

標準時刻

標準の時刻を設定します。

標準選択

標準項目としてマークを付けるリストボックスの項目を指定します。

リセットの種類ボタンでは、ユーザーが「リセット」ボタンをクリックしたあとのリストボックスの状態を 「標準選択範囲」 項目で指定できます。

値のリストが入っているリストボックスでは、... ボタンをクリックして、標準選択 ダイアログを表示できます。

リストボックスが含まれるフォームを表示させたときに、選択状態にしてマークを付ける項目を 標準選択 ダイアログで選択します。

繰り返し

スピンボタンなどのコントロールのアクションが、コントロールをクリックしたあとマウスボタンを押した状態にしたときに、繰り返し発生するかどうかを指定します。

背景色

背景色は大半のコントロールフィールドで使用可能です。 背景色 をクリックすると、さまざまな色から選択できるリストが開きます。 オプション 標準 を選択すると、システム設定が採用されます。 目的の色がリストに表示されない場合は、... ボタンをクリックし、 ダイアログで使用する色を定義します。

行の高さ

テーブルコントロールでは、行の高さをミリメートル単位で指定できます。 必要に応じて、たとえば 2cm のように、有効な測定単位をつけて値を入力することができます。

行数

ドロップダウンプロパティのあるコンボボックスには、ドロップダウンリストに表示する行数を指定できます。 「ドロップダウン」オプションのないコントロールフィールドでは、行の表示はコントロールフィールドのサイズとフォントサイズによって指定されます。

表示されるサイズ

スクロールバーのつまみのサイズを「値単位」で指定します。たとえば、「("Scroll value max." minus "Scroll value min." ) / 2」という値を指定すると、つまみの大きさは背景領域の半分になります。

0 に設定されている場合、つまみの幅はその高さに等しくなります。

表示する

コントロールが動作中でも表示するように定めます。デザインモードではコントロールは常に表示されます

注意: このプロパティを「はい」 (デフォルト) に設定したとしても、コントロールが必ず画面に表示されるとは限りません。コントロールの可視性を判断するときは、追加の制約が適用されます。たとえば、Writer で非表示セクションに置かれたコントロールは、少なくともそのセクションが見えるようになるまで全く見えません。

プロパティが「いいえ」に設定されるとコントロールは動作中のモードで常に隠されます。

このプロパティを利用するドキュメントを 3.1 までの古いバージョンの OpenOffice.org で読み込むときは無視されます。

複数選択

リストボックスで、複数項目選択できます。

記号の前置

通貨フィールドの使用時に、数値の前か後に通貨記号を表示するかどうかを指定します。 標準設定では、数値の前の通貨記号は付加されません。

記号の色

コントロールのシンボル (スクロールバーの矢印など) の色を指定します。

読み込み専用

読み取り専用 プロパティは、ユーザーがテキストを入力できるコントロールすべてに割り当てることができます。 データベースの画像を使用するイメージフィールドに読み取り専用プロパティを割り当てると、データベースに新しい画像を挿入できなくなります。

通貨記号

通貨フィールドでは、通貨記号属性に文字か文字列を入力することにより、通貨記号を事前定義できます。

遅延

繰り返しイベント間の遅延時間をミリセカンドで指定します。 繰り返しイベントは、スクロールバーの矢印ボタンまたは背景をクリックしたときや、ナビゲーションバーのレコードナビゲーションボタンのいずれかをクリックしたときに、しばらくの間マウスボタンを押した状態にした場合に発生します。たとえば 2 s や 500 ms のように、時間を表す有効な単位をつけて値を入力できます。

選択範囲を隠す

Specifies whether a text selection on a control remains selected when a the focus is no longer on a control. If you set Hide selection to "No", the selected text remains selected when the focus is no longer on the control that contains the text.

高さ

コントロールの高さを定めます。

3倍のステータス

リンク先のデータベースの TRUE と FALSE に加えて、ZERO もチェックボックスで表すかどうかを指定します。 この機能を使用できるのは、データベースで 3 つの状態 (TRUE、FALSE、ZERO) が使用できる場合だけです。

注マーク

3 倍のステータス属性は、HTML フォームではなくデータベースフォームのみを対象に定義されています。