Calc における検索と置換

表計算ドキュメントでは、単語、数式、およびスタイルを検索できます。 検出された結果を次々にナビゲートすることも、あるいはすべての一致セルを一度に強調表示することもできます。続いて、ほかの書式を適用したり、セルの内容をほかの内容に置き換えたりできます。

「検索と置換」ダイアログ

セルには、テキストドキュメントとして直接入力したテキストまたは数式を入れることができます。 また、計算結果であるテキストまたは数値を入れることもできます。 たとえば、セルに =1+2 という数式が入っている場合、このセルには計算結果である 3 が表示されます。1 または 2 を検索するのか、3 を検索するのかを決定する必要があります。

数式または値を検索する

「検索と置換」ダイアログでは、数式の一部または計算の結果を見つけるように指定できます。

  1. 編集 → 検索と置換 を選択して「検索と置換」ダイアログを開きます。

  2. 詳細オプション をクリックし、ダイアログの詳細オプションを表示します。

  3. 検索場所 リストボックスで、「数式」または「値」を選択します。

「数式」を使用すると、数式のあらゆる部分を検索できます。

「値」を使用すると、計算の結果を検索できます。

注マーク

セルの内容は、さまざまな方法で書式を設定できます。 たとえば、通貨記号付きで表示されるように、数値の書式を通貨に設定できます。 セル内に通貨記号が表示されますが、通貨記号を検索することはできません。


テキストの検索

  1. 編集 → 検索と置換 を選択して「検索と置換」ダイアログを開きます。

  2. Enter the text to find in the Find text box.

  3. 検索 または すべて検索 をクリックします。

検索 をクリックすると、指定されたテキストを含む次のセルが Calc によって選択されます。 そのテキストを確認して編集し、続いて 検索 を再びクリックし、次の検出セルに移動できます。

  1. ダイアログを閉じた場合、キーの組み合わせ (+Shift+F) を押して、ダイアログを開かなくても次のセルを見つけることができます。

  2. By default, Calc searches the current sheet. Check the All sheets box to search through all sheets of the document.

すべて検索 をクリックすると、指定したエントリを含むすべてのセルが Calc によって選択されます。 この時点で、たとえば検出されたすべてのセルをボールドに設定したり、それらのすべてのセルに対し同時にセルスタイルを適用したりできます。

ナビゲーター

  1. ナビゲーターウィンドウを開くには、表示 → ナビゲーター を選択します。

ナビゲーターは、オブジェクトの検索と選択のための中心的なツールです。

ナビゲーターは、同じドキュメントまたは開かれているほかのドキュメントからオブジェクトやリンクを挿入するために使用します。