ほかのシートの参照
シートのセルでは、ほかのシート内のセルに対する参照を表示できます。
同じ方法で、ほかのドキュメントからもセル参照を行うことができます。この場合、そのドキュメントがファイルとして保存されていなければなりません。
同じドキュメントのセルを参照します。
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新しい空の表計算ドキュメントを開きます。
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例として、Sheet1 のセル A1 に次の数式を入力します。
=Sheet2.A1
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表計算ドキュメントの最下部にある Sheet2 タブをクリックします。 カーソルをセル A1 に置き、テキストまたは数値を入力します。
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Sheet1 に戻ると、セル A1 に同じ内容が入っているはずです。 Sheet2 A1 の内容が変化すると、Sheet1 A1 の内容も変化します。
ほかのドキュメント内のセルを参照する
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ファイル → 開く を選択し、既存の表計算ドキュメントを読み込みます。
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ファイル → 新規作成 を選択し、新しい表計算ドキュメントを開きます。 外部データを挿入するセルにカーソルを置き、数式を開始することを示すために等号を入力します。
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次に、読み込んだばかりのドキュメントに切り換えます。 新しいドキュメントに挿入するデータが入ったセルをクリックします。
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新しい表計算ドキュメントに戻ります。 入力行では、LibreOffice Calc がどのように数式に参照を追加したかが分かります。
ほかのドキュメントのセルに対する参照には、ほかのドキュメントの名前が単一引用符で囲まれて入り、続いてハッシュ記号 #、ほかのドキュメントの表の名前、セルの位置と名前の順に入っています。
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緑色のチェックマークをクリックし、数式を確定します。
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アクティブセルの右下隅にあるボックスをドラッグしてセル範囲を選択すると、対応する参照がそれらの隣接したセルに自動的に挿入されます。 この結果、絶対参照であることを示す "$" 記号がシートの名前の前に付けられます。
この数式内のほかのドキュメントの名前をよく見ると、その名前が URL として示されていることがわかるはずです。 つまり、インターネットから URL を取り込むこともできるということです。