RSet Statement

文字列変数中に右揃えで文字列を格納するか、ユーザー定義型の変数を他のユーザー定義型の変数にコピーします。

構文:

RSet Text As String = Text ないし RSet Variable1 = Variable2

パラメーター:

Text: 文字列変数。

Text:文字列変数中に右揃えで格納する文字列。

Variable1: コピーする変数のターゲットとなるユーザー定義型の変数。

Variable2: 他の変数へコピーするユーザー定義型の変数。

文字列が文字列変数よりも短い場合、RSet は、該当文字列だけを文字列変数中に右揃えで格納します。文字列変数の残りの部分は、スペース記号が挿入されます。文字列が文字列変数よりも長い場合、文字列中の超過分の文字は切り捨てられ、残りの部分が文字列中に右揃えで収められます。

RSet ステートメント では、ユーザー定義型の変数を他の変数にコピーすることもできます。

下記の例では、RSet および LSet ステートメントを使って、文字列の右および左揃え処理を行っています。

例:

Sub ExampleRLSet

Dim sVar As String

Dim sExpr As String

    sVar = String(40,"*")

    sExpr = "SBX"

    REM 40 文字長の文字列変数中に「SBX」を右揃えで格納します

    REM  アスタリスク記号は、スペース記号で置き換えられます

    RSet sVar = sExpr

    Print ">"; sVar; "<"

    sVar = String(5,"*")

    sExpr = "123457896"

    RSet sVar = sExpr

    Print ">"; sVar; "<"

    sVar = String(40,"*")

    sExpr = "SBX"

    REM 40 文字長の文字列変数中に「SBX」を左揃えで格納します

    LSet sVar = sExpr

    Print ">"; sVar; "<"

    sVar = String(5,"*")

    sExpr = "123456789"

    LSet sVar = sExpr

    Print ">"; sVar; "<"

End Sub