Cos Function

与えられた角度の Cos (コサイン、余弦) 値を計算します。角度の単位はラジアンです。この関数の戻り値は、-1 から 1 の範囲を取ります。

たとえば角度αの Cos 値は、角度αを 1 つの頂角とする直角三角形を想定して、この頂点で交わる辺と斜辺の長さの比 (辺÷斜辺) として計算します。

Cos (α) = 頂角αに隣接する辺の長さ/斜辺の長さ

構文:

Cos (Number)

戻り値:

倍精度

パラメーター:

Number: Cos 値を計算させる角度を示す数値表式 (単位はラジアン)。

通常の角度をラジアン値に変換するには、角度×π/180 と計算します。ラジアン値を通常の角度に変換するには、ラジアン値×180/π と計算します。

通常の角度の値 = (ラジアン値*180)/pi

ラジアン値 = (通常の角度の値*pi)/180

ここで pi は、円周率πを示す 3.14159... という固定値です。

Error codes:

5 無効なプロシージャー呼び出しです

例:

REM この例では、直角三角形の一辺の長さとその頂角 (通常の角度) を

REM ユーザーに入力させて、斜辺の長さを計算しています。

Sub ExampleCosinus

REM Pi = 3.14159 と近似

Dim d1 As Double, dAngle As Double

    d1 = InputBox("Enter the length of the adjacent side: ","Adjacent")

    dAngle = InputBox("Enter the angle Alpha (in degrees):","Alpha")

    Print "The length of the hypothenuse is"; (d1 / cos (dAngle * Pi / 180))

End Sub