Print Statement

指定された文字列または数値表式をダイアログまたはファイルに出力します。

構文:

Print [#FileName,] Expression1[{;|,} [Spc(Number As Integer);] [Tab(pos As Integer);] [Expression2[...]]

パラメーター:

FileName: 該当ファイルに対し Open ステートメントが割り当てたファイル番号を示す数値表式。

Expression:ダイアログボックス上に表示する数値ないし文字列表式。複数の表式を表示する場合は、セミコロンで区切ります。コンマで区切った場合は、表式は次のタブストップ位置にインデントして表示されます。タブストップの位置は変更できません。

Number:Spc 関数で挿入させるスペース記号の数。

Pos:指定位置までスペース記号を挿入させます。

表示用の表式の末尾にセミコロンやコンマを付けておくと、LibreOffice Basic はこれらのテキストを内部バッファーに格納し、ダイアログを表示することなくプログラムを続行します。そして、末尾にセミコロンやコンマの付いていない他の Print ステートメントを実行する段階で、蓄積しておいた表示テキストを一括して出力します。

正の数値表式の場合は、先頭にスペース記号が付加されます。正の数値表式の場合は、先頭にマイナス記号が付加されます。特定範囲を超えた浮動小数点値の場合は、該当する値を指数形式で表示します。

表式が特定の長さを超えた場合は、強制的に改行された複数行表示にされます。

注マーク

引数の間にセミコロンで挟む形で Tab 関数を記述すると、表示内容を特定の位置までインデントさせることができ、同様に Spc 関数を記述すると、特定の数のスペース記号を挿入できます。


例: