LibreOffice Basic 用語集

この用語集では、LibreOffice Basic で使われるいくつかの専門用語について解説します。

Twips

twip (トゥイップ) は画面サイズに依存しない長さの単位です。すべての表示システムで同じように表示要素の位置と大きさを指定するために用いられます。1 twip は 1/1440 インチで、印刷で用いられるポイントに換算すると 1/20 ポイントになります。1 インチは 1440 twip であり、1 センチメートルは約 567 twip です。

URL 指定

URL (Uniform Resource Locators) とは、ファイルシステム中に存在するファイルなどのリソースの位置を指定するための方式の 1 つで、通常はネットワーク環境で使用されます。 個々の URL は、プロトコルの指示部、ホストの指示部、ファイルとパスの指示部から構成されます。

protocol://host.name/path/to/the/file.html

URL が最も広範に利用されている分野は、インターネット上に存在する Web ページの指定です。またプロトコルとしては、httpftpfile などが用いられています。たとえば file プロトコルは、ローカルファイルシステム中に存在するファイルを参照する際に使用します。

URL notation does not allow certain special characters to be used. These are either replaced by other characters or encoded. A slash (/) is used as a path separator. For example, a file referred to as C:\Users\alice\Documents\My File.odt on the local host in "Windows notation" becomes file:///C:/Users/alice/Documents/My%20File.odt in URL notation.

使う単位

LibreOffice Basic の メソッドパラメーター属性 で用いられる情報は、単位の付かない整数やロング整数としてか、単位を含めた文字列として指定できます。メソッドに単位が渡されなかった場合は、各ドキュメントの種類ごとに設定されたデフォルトの単位が使用されます。使う単位を含めた文字列としてパラメーターが渡された場合は、デフォルト設定は無視されます。ドキュメントの種類ごとに使う単位のデフォルト設定は、メニュー → (ドキュメントの種類) → 全般 を選択して指定します。

小数点

LibreOffice Basic で数値を変換する際には、システムのロケール設定に応じた小数点および桁区切り記号が使用されます。

The behavior has an effect on both the implicit conversion ( 1 + "2.3" = 3.3 ) as well as the function IsNumeric.

LibreOffice Basic での表示色は、ロング整数値として扱われています。色関係の関数の戻り値も、こうしたロング整数値で返されます。色の属性を設定する際には、RGB 関数によりロング整数値に変換された RGB コードを使用します。