統計関数 1
[text/scalc/01/func_countifs.xhp#countifs_head not found].
Returns the count of rows or columns that meet criteria in multiple ranges.
B
二項分布でサンプルの確率を返します。
構文
B(試行回数; SP; T1; T2)
試行回数 は、試行する回数です。
確率 は、1 回の試行が成功する確率です。
T1 は、試行が成功する回数の下限を定義します。
T2 (オプション) は、試行回数の上限を定義します。
例
1つのサイコロを10回投げて、6 が 2 回出る確率を求めます。6 (または任意の数) が出る確率は6分の1なので、数式は次のようになります:
=B(10;1/6;2) は、29% という確率を返します。
BETA.DIST
β関数を返します。
構文
BETA.DIST(Number; Alpha; Beta; Cumulative; Start; End)
数値 は 下限から上限の間にある、関数を評価するのに用いられる値です。
α は、分布のパラメーターです。
β は、分布のパラメーターです。
累積 (オプション) は、確率密度関数を計算するためには、0 もしくは False をとります。累積分布関数を計算するためには、その他の値もしくは省略します。
開始 (オプション) は、数値 の下限です。
終了 (オプション) は、数値 の上限です。
LibreOffice Calc の関数では、「オプション」としてマークされているパラメーターを省略できるのは、その後にパラメーターが続かない場合のみです。たとえば、4 つのパラメーターがあり、その最後 2 つのパラメーターが「オプション」としてマークされている関数では、パラメーター 4 を省略したり、パラメーター 3 と 4 を省略することはできますが、パラメーター 3 のみを省略することはできません。
例
=BETADIST(0.75;3;4) は、値 0.96 を返します。
=BETADIST(0.75;3;4) は、値 0.96 を返します。
BETA.INV
ベータ確率密度分布の反転を返します。
構文
BETA.INV(数値; α; β; 開始; 終了)
数値 は 下限から上限の間にある、関数を評価するのに用いられる値です。
α は、分布のパラメーターです。
β は、分布のパラメーターです。
開始 (オプション) は、数値 の下限です。
終了 (オプション) は、数値 の上限です。
LibreOffice Calc の関数では、「オプション」としてマークされているパラメーターを省略できるのは、その後にパラメーターが続かない場合のみです。たとえば、4 つのパラメーターがあり、その最後 2 つのパラメーターが「オプション」としてマークされている関数では、パラメーター 4 を省略したり、パラメーター 3 と 4 を省略することはできますが、パラメーター 3 のみを省略することはできません。
例
=BETA.INV(0.5;5;10) は、値 0.3257511553 を返します。
BETADIST
β関数を返します。
構文
BETADIST(数値; α; β; 開始; 終了)
数値 は 下限から上限の間にある、関数を評価するのに用いられる値です。
α は、分布のパラメーターです。
β は、分布のパラメーターです。
開始 (オプション) は、数値 の下限です。
終了 (オプション) は、数値 の上限です。
累積 (オプション) は、確率密度関数を計算するためには、0 もしくは False をとります。累積分布関数を計算するためには、その他の値もしくは省略します。
LibreOffice Calc の関数では、「オプション」としてマークされているパラメーターを省略できるのは、その後にパラメーターが続かない場合のみです。たとえば、4 つのパラメーターがあり、その最後 2 つのパラメーターが「オプション」としてマークされている関数では、パラメーター 4 を省略したり、パラメーター 3 と 4 を省略することはできますが、パラメーター 3 のみを省略することはできません。
例
=BETADIST(0.75;3;4) は、値 0.96 を返します。
BETAINV
ベータ確率密度分布の反転を返します。
構文
BETAINV(数値; α; β; 開始; 終了)
数値 は 下限から上限の間にある、関数を評価するのに用いられる値です。
α は、分布のパラメーターです。
β は、分布のパラメーターです。
開始 (オプション) は、数値 の下限です。
終了 (オプション) は、数値 の上限です。
LibreOffice Calc の関数では、「オプション」としてマークされているパラメーターを省略できるのは、その後にパラメーターが続かない場合のみです。たとえば、4 つのパラメーターがあり、その最後 2 つのパラメーターが「オプション」としてマークされている関数では、パラメーター 4 を省略したり、パラメーター 3 と 4 を省略することはできますが、パラメーター 3 のみを省略することはできません。
例
=BETAINV(0.5;5;10) は、値 0.33 を返します。
BINOM.DIST
二項分布の確率を返します。
構文
BINOMDIST(X; 試行回数; SP; C)
成功数 は、試行が成功する回数です。
試行回数 は、試行する回数です。
確率 は、1 回の試行が成功する確率です。
関数形式 に 0 を指定すると、単一事象の確率、関数形式 に 1 を指定すると、累積確率を計算します。
例
=BINOMDIST(A1;12;0.5;0) は、(0 から 12 の値が A1 に入力された場合) コインを 12 回ひっくり場合の 表 がちょうど A1 に入力された回数出る確率を示します。
=BINOMDIST(A1;12;0.5;1) は、同じ系列の累積確率を示します。たとえば A1 = 4 の場合、系列の累積確率は、表 が 0、1、2、3、または 4 回です (非排他的論理和)。
BINOM.INV
Returns the smallest value for which the cumulative binomial distribution is greater than or equal to a criterion value.
構文
BINOM.INV(Trials; SP; Alpha)
試行回数 は、試行の総回数です。
確率 は、1 回の試行が成功する確率です。
Alpha The border probability that is attained or exceeded.
例
=BINOM.INV(8;0.6;0.9) returns 7, the smallest value for which the cumulative binomial distribution is greater than or equal to a criterion value.
BINOMDIST
二項分布の確率を返します。
構文
BINOMDIST(X; 試行回数; SP; C)
成功数 は、試行が成功する回数です。
試行回数 は、試行する回数です。
確率 は、1 回の試行が成功する確率です。
関数形式 に 0 を指定すると、単一事象の確率、関数形式 に 1 を指定すると、累積確率を計算します。
例
=BINOMDIST(A1;12;0.5;0) は、(0 から 12 の値が A1 に入力された場合) コインを 12 回ひっくり場合の 表 がちょうど A1 に入力された回数出る確率を示します。
=BINOMDIST(A1;12;0.5;1) は、同じ系列の累積確率を示します。たとえば A1 = 4 の場合、系列の累積確率は、表 が 0、1、2、3、または 4 回です (非排他的論理和)。
CHIDIST
仮定によって確認されたカイ二乗分布の確率を返します。CHIDIST は、標本のカイ二乗値を理論上のカイ二乗分布の値と比較し、検定する仮説の危険率を返します。標本のカイ二乗値は、すべての値の (測定値-期待値)^2/期待値で求められます。
CHIDIST で求められる確率は、CHITEST でも求めることができます。CHITEST ではパラメータに標本のカイ二乗ではなく、測定値と期待値を使用します。
構文
CHIDIST(数値; 自由度)
数値 は、エラー確率を決定するために使用される無作為標本のカイ二乗値です。
自由度 は、実験の自由度です。
例
=CHIDIST(13.27; 5) は、0.02 です。
自由度 5 のカイ二乗分布において、カイ二乗値が 13.27 より大きいときに対応する確率は 2% です。
CHIINV
カイ二乗分布の片側確率のパーセント点を返します。
構文
CHIINV(数値; 自由度)
数値は、エラー確率の値です。
自由度 は、実験の自由度です。
例
1つのサイコロを 1,020 回投げました。サイコロの目は、1 が 195 回、2 が 151 回、3 が 148 回、4 が 189 回、5 が 183 回、6 が 154 回実際に観察されました。「サイコロは偽者である」という帰無仮説を検定します。
上記の数式を使って、標本のカイ二乗値を求めます。n 回サイコロを振った時に特定の目が出る期待値は n 掛ける 1/6、つまり 1020/6 = 170 です。観察されたカイ二乗値は 13.27 になります。
観察されたカイ二乗値が、カイ二乗分布のパーセント点以上である場合は、観察値と理論値との偏差が大きすぎるため、仮説は棄却されます。観察されたカイ二乗値がカイ二乗分布のパーセント点を超えない場合は、仮説が指定の上側確率で成り立ちます。
=CHIINV(0.05;5) は、11.07 を返します。
=CHIINV(0.02;5) は、13.39 を返します。
「サイコロは偽物である」という帰無仮説は、上側確率が 5% の場合採択され、上側確率が 2% の場合棄却されます。
CHISQ.DIST
カイ二乗分布の確率密度関数もしくは累積分散関数を返します。
構文
CHISQDIST(数値; 自由度; 累積)
数値 は、エラー確率を決定するために使用される無作為標本のカイ二乗値です。
自由度 は、実験の自由度です。
累積 (オプション) は、確率密度関数を計算するためには、0 もしくは False をとります。累積分布関数を計算するためには、その他の値もしくは省略します。
例
=CHISQ.DIST(3; 2; 0) equals 0.1115650801, the probability density function with 2 degrees of freedom, at x = 3.
=CHISQ.DIST(3; 2; 1) equals 0.7768698399, the cumulative chi-square distribution with 2 degrees of freedom, at the value x = 3
CHISQ.DIST.RT
仮定によって確認されたカイ二乗分布の確率を返します。CHIDIST は、標本のカイ二乗値を理論上のカイ二乗分布の値と比較し、検定する仮説の危険率を返します。標本のカイ二乗値は、すべての値の (測定値-期待値)^2/期待値で求められます。
CHIDIST で求められる確率は、CHITEST でも求めることができます。CHITEST ではパラメータに標本のカイ二乗ではなく、測定値と期待値を使用します。
構文
CHIDIST(数値; 自由度)
数値 は、エラー確率を決定するために使用される無作為標本のカイ二乗値です。
自由度 は、実験の自由度です。
例
=CHISQ.DIST.RT(13.27; 5) は、0.0209757694 です。
自由度 5 のカイ二乗分布において、カイ二乗値が 13.27 より大きいときに対応する確率は 2% です。
CHISQ.INV
カイ二乗分布の片側確率のパーセント点を返します。
構文
CHISQ.INV(Probability; DegreesFreedom)
確率 は、それ用のカイ二乗分布の逆関数が算出される確率値です。
自由度 は、実験の自由度です。
例
=CHIINV(0.05;5) は、11.07 を返します。
CHISQ.INV.RT
カイ二乗分布の片側確率のパーセント点を返します。
構文
CHIINV(数値; 自由度)
数値は、エラー確率の値です。
自由度 は、実験の自由度です。
例
1つのサイコロを 1,020 回投げました。サイコロの目は、1 が 195 回、2 が 151 回、3 が 148 回、4 が 189 回、5 が 183 回、6 が 154 回実際に観察されました。「サイコロは偽者である」という帰無仮説を検定します。
上記の数式を使って、標本のカイ二乗値を求めます。n 回サイコロを振った時に特定の目が出る期待値は n 掛ける 1/6、つまり 1020/6 = 170 です。観察されたカイ二乗値は 13.27 になります。
観察されたカイ二乗値が、カイ二乗分布のパーセント点以上である場合は、観察値と理論値との偏差が大きすぎるため、仮説は棄却されます。観察されたカイ二乗値がカイ二乗分布のパーセント点を超えない場合は、仮説が指定の上側確率で成り立ちます。
=CHIINV(0.05;5) は、11.07 を返します。
=CHIINV(0.02;5) は、13.39 を返します。
「サイコロは偽物である」という帰無仮説は、上側確率が 5% の場合採択され、上側確率が 2% の場合棄却されます。
CHISQ.TEST
独立性のカイ二乗検定を行い、その有意確率 (P 値) を返します。CHITEST は、データのカイ二乗値分布を求めます。
CHITEST によって求められた確率は、CHIVERT で求めることもできます。その場合、データのかわりに標本のカイ二乗値をパラメーターに指定する必要があります。
構文
CHITEST(データ B; データ E)
データ B は、観察の行列です。
データ E は、予想値の範囲です。
例
A (実測値) |
B (期待値) |
|
1 |
195 |
170 |
2 |
151 |
170 |
3 |
148 |
170 |
4 |
189 |
170 |
5 |
183 |
170 |
6 |
154 |
170 |
=CHITEST(A1:A6;B1:B6) は、0.02 です。これは、理論上のカイ二乗分布の観察データを満たす確率です。
CHISQDIST
カイ二乗分布の確率密度関数もしくは累積分散関数を返します。
構文
CHISQDIST(数値; 自由度; 累積)
数値 は、それ用の関数が算出される値です。
自由度 は、実験の自由度です。
累積 (オプション): 0 または False は確率密度関数を計算します。他の値、True、省略は累積分布関数を計算します。
CHISQINV
CHISQDISTの逆を返します。
構文
確率 は、それ用のカイ二乗分布の逆関数が算出される確率値です。
自由度 は、実験の自由度です。
CHITEST
独立性のカイ二乗検定を行い、その有意確率 (P 値) を返します。CHITEST は、データのカイ二乗値分布を求めます。
CHITEST によって求められた確率は、CHIVERT で求めることもできます。その場合、データのかわりに標本のカイ二乗値をパラメーターに指定する必要があります。
構文
CHITEST(データ B; データ E)
データ B は、観察の行列です。
データ E は、予想値の範囲です。
例
A (実測値) |
B (期待値) |
|
1 |
195 |
170 |
2 |
151 |
170 |
3 |
148 |
170 |
4 |
189 |
170 |
5 |
183 |
170 |
6 |
154 |
170 |
=CHITEST(A1:A6;B1:B6) は、0.02 です。これは、理論上のカイ二乗分布の観察データを満たす確率です。
COUNT
引数のリストの中にある数値データの個数を返します。テキストのデータは無視されます。
構文
COUNT(値 1; 値 2; ... 値 30)
値 1; 値 2, ... は、数えられる値を表す 1 から 30 の値または範囲です。
例
値 1 から 4 フィールドの入力 2, 4, 6, eight が数えられます。
=COUNT(2;4;6;"eight") = 3。したがって、数値のカウントは 3 です。
COUNTA
引数のリストにある値の個数をカウントします。長さが 0 である空の文字列が含まれる場合であっても、テキスト項目もカウントされます。引数が行列または参照である場合、行列または参照内の空のセルは無視されます。
構文
COUNTA(値 1; 値 2; ... 値 30)
値 1; 値 2, ... は、数えられる値を表す 1 から 30 の引数です。
例
値 1 から 4 フィールドの入力 2, 4, 6, eight が数えられます。
=COUNTA(2;4;6;"eight") = 4。したがって、値のカウントは 4 です。
COUNTBLANK
空のセルの数を返します。
構文
COUNTBLANK(範囲)
セル範囲 範囲 の空のセルの数を返します。
例
セル A1、A2、B1、および B2 がすべて空の場合、=COUNTBLANK(A1:B2) は 4 を返します。
COUNTIF
セル範囲内で特定の基準を満たすセルの数を返します。
構文
COUNTIF(範囲; 条件)
範囲 は、条件を適用する範囲です。
Criteria indicates the criteria in the form of a number, an expression or a character string. These criteria determine which cells are counted. If regular expressions are enabled in calculation options you may also enter a search text in the form of a regular expression, e.g. b.* for all cells that begin with b. If wildcards are enabled in calculation options you may enter a search text with wildcards, e.g. b* for all cells that begin with b. You may also indicate a cell address that contains the search criterion. If you search for literal text, enclose the text in double quotes.
例
A1:A10 は、2000 から 2009 の数字を含むセル範囲です。セル B1 には、数字 2006 が含まれます。セル B2 には数式を入力します:
=COUNTIF(A1:A10;2006) は、1 を返します。
=COUNTIF(A1:A10;B1) は、1 を返します。
=COUNTIF(A1:A10;">=2006") は、4 を返します。
B1 が 2006 を含む場合、=COUNTIF(A1:A10;"<"&B1) は、6 を返します。
セル C2 にテキスト >2006 が含まれる時 =COUNTIF(A1:A10;C2) は、範囲 A1:A10 で 2006 より大きいセルの数を数えます。
負の数だけを数え上げるには: =COUNTIF(A1:A10;"<0")
EXPON.DIST
指数分布の値を返します。
構文
EXPONDIST(数値; ラムダ; C)
数値 は、関数の値です。
λ はパラメーター値です。
関数形式 に 0 を指定すると密度関数、関数形式 に 1 を指定すると分布関数の値が返ります。
例
=EXPONDIST(3;0.5;1) は、0.78 を返します。
EXPONDIST
指数分布の値を返します。
構文
EXPONDIST(数値; ラムダ; C)
数値 は、関数の値です。
λ はパラメーター値です。
関数形式 に 0 を指定すると密度関数、関数形式 に 1 を指定すると分布関数の値が返ります。
例
=EXPONDIST(3;0.5;1) は、0.78 を返します。
INTERCEPT
既知の x 値と y 値を使用し、線が y 値と交わるポイントを返します。
構文
INTERCEPT(データ Y; データ X)
データ Y は、観察またはデータの依存集合です。
データ X は、観察またはデータの独立集合です。
ここには、名前、行列、または数値が入った参照を使用する必要があります。数値を直接入力することも可能です。
例
サンプルの表を利用して切片を求めます。Y の値はセル範囲 D3:D9 に、X の値はセル範囲 C3:C9 に入力されています。関数は次のようになります:
=INTERCEPT(D3:D9;C3:C9) = 2.15。
RSQ
指定した値から、ピアソンの積率相関係数の 2 乗を返します。RSQ (決定係数とも呼ばれる) は調整の正確さを表す測定であり、回帰分析を行うためにも使用されます。
構文
RSQ(データ Y; データ X)
データ Y は、データポイントの行列または範囲です。
データ X は、データポイントの行列または範囲です。
例
=RSQ(A1:A20;B1:B20) は、列 A と B の両方のデータセットの相関係数を計算します。