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数学関数

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このカテゴリは、Calc の数学関数を含みます。関数ウィザードを開くには、挿入 → 関数選択します。

Contents

CONVERT

一つの単位から別の単位に値を変換します。変換因数は設定のなかのリストで与えます。

以前、通貨換算のリストは古いヨーロッパの通貨とユーロを含んでいました(下の例を参照)。これらの通貨を変換するには新しい関数EUROCONVERTを使用するのを推奨します。

構文

CONVERT(value;"text";"text")

=CONVERT(100;"ATS";"EUR") はオーストラリアの100シリングをユーロに換算します。

=CONVERT(100;"EUR";"DEM") は 100 ユーロをドイツマルクに変換します。

FLOOR.PRECISE

Rounds a number down to the nearest multiple of Significance, regardless of sign of Significance

構文

FLOOR.PRECISE(Number; Significance)

数値 は、切り下げられる値です。

Significance is the value to whose multiple the number is to be rounded down.

=FLOOR( -11;-2) は、-12 を返します。

FLOOR

最も近い基準値の倍数に切り下げた数を返します。

構文

FLOOR(数値; 基準値; モード)

数値 は、切り下げられる値です。

基準値 は、切り下げられる値がその倍数となる値です。

モード はオプション値です。モードの値が指定されておりゼロではなく、かつ数値と基準値が負の場合、丸め処理は数値の絶対値に基づいて行われます。Excel は第 3 パラメータを認識しないので、MS Excel にエクスポートする場合、このパラメーターは無視されます。

Warning.png パラメーターの数値と基準値の両方が負で、モードの値がゼロまたは指定されていない場合、エクスポート後の LibreOffice Calc と Excel の結果は異なります。スプレッドシートを Excel にエクスポートする場合は、Excel でも Calc と同じ結果を表示するために、モード = 1 を使用してください。

=FLOOR( -11;-2) は、-12 を返します。

=FLOOR( -11;-2;0) は、-12 を返します。

=FLOOR( -11;-2;1) は、-10 を返します。

SIGN

数値の符号を返します。 数が正の場合は 1、負の場合は -1、ゼロの場合は 0 を返します。

構文

SIGN(数値)

数値 は、正負を検査する数値です。

=SIGN(3.4) は、1 を返します。

=SIGN(-4.5) は、-1 を返します。

MROUND

別の数のもっとも近い倍数に四捨五入された数を返します。

構文

MROUND(数値; 倍数)

Multiple のもっとも近い倍数に四捨五入された Number を返します。

代表的な実装は Multiple * ROUND(Number/Multiple) です。

15.5 は 18 (= 3*6) より 15 (= 3*5) に近いので、=MROUND(15.5;3) は 15 を返します。

=MROUND(1.4;0.5) は、1.5 (= 0.5*3) を返します。

CSCH

ある数値の双曲線コセカントを返します。

構文

CSCH(数値)

Number の双曲線コセカントを返します。

=CSCH(1)は近似的に0.8509181282(1の双曲線コセカント)を返します。

SECH

ある数値の双曲線セカントを返します。

構文

SECH(数値)

Number の双曲線セカントを返します。

=SECH(0)は1(0の双曲線セカント)を返します。

CSC

(ラジアン表記で)与えられた角度のコセカントを返します。ある角度のコセカントは1をその角度のサインで割ったものに等しいです

構文

CSC(数値)

数値の(三角関数の)コセカントを返します、角度はラジアンで表されます。

度数で表された角度のコセカントを返すには、RADIANS 関数を使用してください。

=CSC(PI()/4) は、PI/4ラジアンの正弦の逆数である約 1.4142135624を返します。

=CSC(RADIANS(30))30度のコセカントの2を返します。

SEC

与えられた(ラジアンでの)角度のセカントを返します。ある角度のセカントはコサインの逆数に等しいです

構文

SEC(数値)

ラジアンでの角度Numberの(三角関数の)セカントを返します

度数で表わされた角度のサインを返すには、RADIANS 関数を使用します。

=SEC(PI()/4は近似的に1.4142135624(PI/4ラジアンのコサインの逆数)を返します。

=SEC(RADIANS(60))は2(60度のセカント)を返します。

COUNTBLANK

空のセルの数を返します。

構文

COUNTBLANK(範囲)

セル範囲 範囲 の空のセルの数を返します。

セル A1、A2、B1、および B2 がすべて空の場合、=COUNTBLANK(A1:B2) は 4 を返します。

ACOS

数値のアークコサインを返します。

構文

ACOS(数値)

この関数は、数値 のアークコサインを返します。これは、コサインが 数値 のラジアン単位の角度です。0 以上で PI より小さい角度が返されます。

角度を度数で返すには、DEGREES 関数を使用します。

=ACOS(-1) は、3.14159265358979 (PI ラジアン) を返します。

=DEGREES(ACOS(0.5)) は、60 を返します。60 度のコサインは 0.5 です。

ACOSH

逆双曲線コサイン

構文

ACOSH(数値)

この関数は、数値 の双曲線逆コサインを返します。これは、双曲線コサインが 数値 の数です。

1 以上の数字を入力してください。

=ACOSH(1) は、0 を返します。

=ACOSH(COSH(4)) は、4 を返します。

SQRT

数値の正の平方根を返します。

構文

SQRT(数値)

数値 の正の平方根を返します。

数字は正の数にします。

=SQRT(16) は、4 を返します。

=SQRT(-16) は、invalid argument エラーを返します。

ACOT

数値の逆コタンジェント (アークコタンジェント) を返します。

構文

ACOT(数値)

この関数は、数値 のアークコタンジェントを返します。これは、コタンジェントが 数値 のラジアン単位の角度です。0 以上で PI より小さい角度が返されます。

角度を度数で返すには、DEGREES 関数を使用します。

=ACOT(1) は、0.785398163397448 (PI/4 ラジアン) を返します。

=DEGREES(ACOT(1)) は、45 を返します。45 度のタンジェントは 1 です。

ACOTH

数値 の双曲線逆コタンジェントを返します。

構文

ACOTH(数値)

この関数は、数値 の双曲線逆コタンジェントを返します。これは、双曲線コタンジェントがその数値となる値です。

数字が -1 以上、1 以下の場合はエラーになります。

=ACOTH(1.1) は、1.1 の双曲線逆コタンジェント (約 1.52226) を返します。

ASIN

数値のアークサインを返します。

構文

ASIN(数値)

この関数は、数値 のアークサインを返します。これは、サインが 数値 のラジアン単位の角度です。-PI/2 以上で +PI/2 より小さい角度が返されます。

角度を度数で返すには、DEGREES 関数を使用します。

=ASIN(0) は、0 を返します。

=ASIN(1) は、1.5707963267949 (PI/2 ラジアン) を返します。

=DEGREES(ASIN(0.5)) は、30 を返します。30 度のサインは 0.5 です。

ASINH

数値の双曲線逆サインを返します。

構文

ASINH(数値)

この関数は、数値 の双曲線逆サインを返します。これは、双曲線サインが 数値 の数です。

ASINH(-90) は、約 -5.1929877 を返します。

=ASINH(SINH(4)) は、4 を返します。

ATAN

数値のアークタンジェントを返します。

構文

ATAN(数値)

この関数は、数値 のアークタンジェントを返します。これは、タンジェントが 数値 のラジアン単位の角度です。-PI/2 以上で PI/2 より小さい角度が返されます。

角度を度数で返すには、DEGREES 関数を使用します。

=ATAN(1) は、0.785398163397448 (PI/4 ラジアン) を返します。

=DEGREES(ATAN(1)) は、45 を返します。45 度のタンジェントは 1 です。

ATAN2

指定の x および y 座標のアークタンジェントを返します。

構文

ATAN2(数値 X; 数値 Y)

数値 X は、x 座標の値です。

数値 Y は、y 座標の値です。

ATAN2 は、アークタンジェントを返します。これは、X 軸と数値 X、数値 Y の点と原点を通る線の間のラジアン単位の角度です。-PI 以上で PI より小さい角度が返されます。

角度を度数で返すには、DEGREES 関数を使用します。

=ATAN2(20;20) は、0.785398163397448 (PI/4 ラジアン) を返します。

=DEGREES(ATAN2(12.3;12.3)) は、45 を返します。45 度のタンジェントは 1 です。

ATANH

数値の双曲線逆タンジェントを返します。

構文

ATANH(数値)

この関数は、数値 の双曲線逆タンジェントを返します。これは、双曲線タンジェントが 数値 の数です。

数字は、-1 より大きく、1 未満という条件に従う必要があります。

=ATANH(0) は、0 を返します。

COS

ラジアン単位で指定された角度のコサインを返します。

構文

COS(数値)

Number のコサイン、ラジアン単位の角度を返します。

角度のコサインを度数で返すには、RADIANS 関数を使用します。

=COS(PI()/2) は、PI/2 ラジアンのコサインを表す 0 を返します。

=COS(RADIANS(60)) は、60 度のコサインを表す 0.5 を返します。

COSH

数値の双曲線コサインを返します。

構文

COSH(数値)

Number の双曲線コサインを返します。

=COSH(0) は、0 の双曲線コサインを表す 1 を返します。

COT

ラジアン単位で指定された角度のコタンジェントを返します。

構文

COT(数値)

Number のコタンジェント、ラジアン単位の角度を返します。

角度のコタンジェントを度数で返すには、RADIANS 関数を使用します。

角度のコタンジェントは、この角度のタンジェントで 1 を割った数と同じです。

例:

=COT(PI()/4) は、PI/4 ラジアンのコタンジェントを表す 1 を返します。

=COT(RADIANS(45)) は、45 度のコタンジェントを表す 1 を返します。

SQRTPI

(PI x 数) の平方根を返します。

構文

SQRTPI(Number)

PI に 数値 を掛けた数の正の平方根を返します。

これは、SQRT(PI()*数値) と同じです。

=SQRTPI(2) は、(2PI) の平方根 (約 2.506628) を返します。

COTH

数値 (角度) の双曲線コタンジェントを返します。

構文

COTH(数値)

数値 の双曲線コタンジェントを返します。

=COTH(1) は、1 の双曲線コタンジェント (約 1.3130) を返します。

DEGREES

ラジアンを度に変換します。

構文

DEGREES(数値)

Number は、度数に変換されるラジアン単位の角度です。

=DEGREES(PI()) は、180 度を返します。

EXP

e を底とする数値のべき乗を返します。定数 e の値は約 2.71828182845904 です。

構文

EXP(数値)

数値 は、e を底とするべき乗の指数です。

=EXP(1) は、Calc の精度の数学定数 e、つまり 2.71828182845904 を返します。

FACT

数値の階乗を返します。

構文

FACT(数値)

1*2*3*4* ... * 数値 として計算される 数値 の階乗、Number! を返します。

定義上、=FACT(0) は 1 を返します。

負の数の乗数は、「無効な引数」エラーを返します。

=FACT(3) は、6 を返します。

=FACT(0) は、1 を返します。

INT

数値を四捨五入して整数にします。

構文

INT(数値)

小数点以下を切り捨てた 数値 を返します。

負の数は次の整数に切り下げられます。

=INT(5.7) は、5 を返します。

=INT(-1.3) は、-2 を返します。

EVEN

正の数を次の偶数に切り上げ、負の数を次の偶数に切り下げます。

構文

EVEN(数値)

ゼロとは逆方向の次の偶数に丸めた 数値 を返します。

=EVEN(2.3) は、4 を返します。

=EVEN(2) は、2 を返します。

=EVEN(0) は、0 を返します。

=EVEN(-0.5) は、-2 を返します。

GCD

複数の整数の最大公約数を返します。

最大公約数は、指定された各整数を余りが出ることなく割り切れる正の最大整数です。

構文

GCD(整数 1; 整数 2; ...; 整数 30)

整数 1 から 30 は、最大公約数を計算する最高 30 個の整数です。

16、24、32 を割り切れる最大数は 8 なので、=GCD(16;32;24) は 8 を返します。

セル B1、B2、および B3 に 912、および 9 が含まれる時 =GCD(B1:B3) は、3 を返します。

GCD_ADD

複数の数値の最大公約数を返します。

Note.png 名前の最後が _ADD である関数は、対応する Microsoft Excel 関数と同じ結果を返します。国際標準に基づく結果を取得するには、_ADD のない関数を使用します。たとえば、WEEKNUM 関数は国際標準 ISO 8601 に基づいて与えられた日付の週番号を計算しますが、WEEKNUM_ADD は Microsoft Excel と同じ週番号を返します。

構文

GCD_ADD(数値)

数値 は、最高 30 個の数字のリストです。

=GCD_ADD(5;15;25) は、5 を返します。

ISEVEN

値が偶数の場合は TRUE を返し、値が奇数の場合は FALSE を返します。

構文

ISEVEN(値)

は、チェックされる値です。

値が整数ではない場合、小数点以下のすべての桁数は無視されます。値の符号も無視されます。

=ISEVEN(48) は、TRUE を返します。

=ISEVEN(33) は、FALSE を返します。

=ISEVEN(0) は、TRUE を返します。

=ISEVEN(-2.1) は、TRUE を返します。

=ISEVEN(3.999) は、FALSE を返します。

ISODD

値が奇数の場合は TRUE を返し、偶数の場合は FALSE を返します。

構文

ISODD(値)

は、チェックされる値です。

値が整数ではない場合、小数点以下のすべての桁数は無視されます。値の符号も無視されます。

=ISODD(33) は、TRUE を返します。

=ISODD(48) は、FALSE を返します。

=ISODD(3.999) は、TRUE を返します。

=ISODD(-3.1) は、TRUE を返します。

RANDBETWEEN

指定された範囲の整数の乱数を返します。

構文

RANDBETWEEN(Bottom; Top)

整数 下限 以上、上限 以下の整数の乱数を返します。

この関数は Calc が再計算をするたびに新しい乱数を作成します。手動で強制的に再計算させるには Shift+Ctrl+F9 を押します。

絶対に再計算されない乱数を生成するには、この関数を含むセルをコピーし、「Paste All」「Formulas」がマークされず、「Numbers」がマークされている状態で、「編集」 → 「Paste Special」を使用します。

=RANDBETWEEN(20;30) は、20 から 30 の間の整数ひとつを返します。

LCM

複数の整数の最小公倍数を返します。

構文

LCM(整数 1; 整数 2; ...; 整数 30)

整数 1 から 30 は、最小公倍数を計算する最高 30 個の整数です。

整数 1、2、および 3 テキストボックスに数字 5121024、および 2000 を入力すると、結果として 128000 が返されます。

LCM_ADD

複数の数値の最小公倍数を返します。

Note.png 名前の最後が _ADD である関数は、対応する Microsoft Excel 関数と同じ結果を返します。国際標準に基づく結果を取得するには、_ADD のない関数を使用します。たとえば、WEEKNUM 関数は国際標準 ISO 8601 に基づいて与えられた日付の週番号を計算しますが、WEEKNUM_ADD は Microsoft Excel と同じ週番号を返します。

構文

LCM_ADD(数値)

数値 は、最高 30 個の数字のリストです。

=LCM_ADD(5;15;25) は、75 を返します。

COMBIN

繰り返しを含まない要素の組み合わせの数を返します。

構文

COMBIN(カウント 1; カウント 2)

カウント 1 は、セット内の項目の数です。

カウント 2 は、セットから選択する項目の数です。

COMBIN は、これらの項目を選択する方法の数を返します。 たとえば、3 つの項目 A、B および C がセットの場合、3 つの方法、つまり、AB、AC、および BC のうち 2 つの項目を選択します。

COMBIN は、数式 Count1!/(Count2!*(Count1-Count2)!) を実行します。

=COMBIN(3;2) は、3 を返します。

COMBINA

繰り返しを含む項目のサブセットの組み合わせの数を返します。

構文

COMBINA(カウント 1; カウント 2)

カウント 1 は、セット内の項目の数です。

カウント 2 は、セットから選択する項目の数です。

COMBINA はこれらの項目を選択する方法の数を返します。選択順序は無関係で、重複を許します。 たとえば、3 つの項目 A、B および C がセットの場合、2 つの項目を選択するには、AA、AB、AC、BB、CC の 6 つの方法があります。

COMBIN は、数式 Count1!/(Count2!*(Count1-Count2)!) を実行します。

=COMBINA(3;2) は、6 を返します。

TRUNC

小数点以下を削除して数を切り捨てます。

構文

TRUNC(数値; カウント)

カウント が最大で小数位の 数値 を返します。余分な小数位は、符号にかかわらず単に削除されます。

TRUNC(数値; 0) は正の数では INT(数値) として動作し、負の数ではゼロに向かう効率的な丸めです。

Warning.png 結果の小数点第何位までを表示するのかは ツール → オプション → LibreOffice Calc - 計算式 で設定します。

=TRUNC(1.239;2) は、1.23 を返します。9 は失われます。

=TRUNC(-1.234999;3) は、-1.234 を返します。すべての 9 が失われます。

LN

数値の自然対数に基づく定数 e を返します。 定数 e の値は約 2.71828182845904 です。

構文

LN(数値)

数値 は、自然対数を求める値です。

=LN(3) は、3 の自然対数 (約 1.0986) を返します。

=LN(EXP(321)) は、321 を返します。

LOG

指定の底に対し、数値の対数を返します。

構文

LOG(数値; 底)

数値 は、対数を求める値です。

(オプション) は対数計算の底です。省略した場合は底に10を使用します。

=LOG(10;3) は、3 を底とする 10 の対数 (約 2.0959) を返します。

=LOG(7^4;7) は、4 を返します。

LOG10

数値の 10 を底とする対数を返します。

構文

LOG10(数値)

数値 の 10 を底とする対数を返します。

=LOG10(5) は、底が 10 の場合の 5 の対数 (約 0.69897) を返します。

ISO.CEILING

Rounds a number up to the nearest multiple of Significance, regardless of sign of Significance

構文

ISO.CEILING(Number; Significance)

数値 は、切り上げの対象となる数値です。

Significance (optional) is the number to whose multiple the value is to be rounded up.

=CEILING(-11;-2) は、-10 を返します。

CEILING.PRECISE

Rounds a number up to the nearest multiple of Significance, regardless of sign of Significance

構文

CEILING.PRECISE(Number; Significance)

数値 は、切り上げの対象となる数値です。

Significance (optional) is the number to whose multiple the value is to be rounded up.

=CEILING(-11;-2) は、-10 を返します。

CEILING

数値を挟む基準値の倍数のうち、大きい方の値を返します。

構文

CEILING(数値; 基準値; モード)

数値 は、切り上げの対象となる数値です。

基準値 は、切り上げられる値がその倍数となる値です。

モード はオプション値です。モードの値が指定されておりゼロではなく、かつ数値と基準値が負の場合、丸め処理は数値の絶対値に基づいて行われます。Excel は第 3 パラメータを認識しないので、MS Excel にエクスポートする場合、このパラメーターは無視されます。

Warning.png パラメーターの数値と基準値の両方が負で、モードの値がゼロまたは指定されていない場合、インポート後の LibreOffice と Excel の結果は異なります。スプレッドシートを Excel にエクスポートする場合は、Excel でも Calc と同じ結果を表示するために、モード = 1 を使用してください。

=CEILING(-11;-2) は、-10 を返します。

=CEILING(-11;-2;0) は、-10 を返します。

=CEILING(-11;-2;1) は、-12 を返します。

PI

小数点以下 14 桁の数学定数 PI、3.14159265358979 を返します。

構文

PI()

=PI() は、3.14159265358979 を返します。

RAND

この関数は、0 から 1 までの間で乱数を発生させます。

構文

RAND()

This function produces a new random number each time Calc recalculates. To force Calc to recalculate manually press F9.

絶対に再計算されない乱数を生成するには、それぞれ =RAND() を含むセルをコピーし、「Paste All」「Formulas」 がマークされず、「Numbers」 がマークされている状態で、編集 → Paste Special を使用します。

=RAND() は、0 以上で 1 より小さい乱数を発生させます。

MULTINOMIAL

指定された数値の和の階乗と、指定された数値の階乗の積との比を返します。

構文

MULTINOMIAL(数値)

数値 は、最高 30 個の数字のリストです。

F11 から H11 に値 234 が含まれる場合、=MULTINOMIAL(F11:H11) は 1260 を返します。これは、数式 =(2+3+4)! / (2!*3!*4!) に対応します。

POWER

他の数のべき乗にした数を返します。

構文

POWER(底; 指数)

指数 でべき乗した値を返します。

指数演算子 ^ を使用しても同じ結果を得られます。

底^指数

=POWER(4;3) は、4 を 3 乗した 64 を返します。

=4^3 も、4 の 3 乗を返します。

SERIESSUM

べき級数の最初の項を合計します。

SERIESSUM(x;n;m;係数) = 係数1*x^n + 係数2*x^(n+m) + 係数3*x^(n+2m) +...+ 係数i*x^(n+(i-1)m)

構文

SERIESSUM(X; N; M; 係数)

X は、べき級数の入力値です。

N はべき乗の初期値です。

M は、N を増加させる増加分です。

係数 は、一連の係数です。係数ごとに、級数の和が 1 セクション延長されます。

PRODUCT

引数として指定された数値をすべて乗算し、その積を返します。

構文

PRODUCT(数値 1; 数値 2; ...; 数値 30)

数値1 から 30 は、積を計算する最高 30 個の引数です。

PRODUCT は number1 * number2 * number3 * ... を返します。

=PRODUCT(2;3;4) は、24 を返します。

SUMSQ

数値の平方和 (引数の二乗を加算したもの) を計算するには、これらをテキストフィールドに入力します。

構文

SUMSQ(数値 1; 数値 2; ...; 数値 30)

数値 1 から 30 は、平方の合計を計算する最高 30 個の引数です。

数字 1、2、および 3 テキストボックスに数字 23、および 4 を入力すると、結果として 29 が返されます。

MOD

ある整数を別の整数で割ったときの余りを返します。

構文

MOD(被除数;除数)

整数の引数では、この関数は Dividend modulo Divisor、つまり 被除数除数 で割ったときの余りを返します。

この関数は Dividend - Divisor * INT(Dividend/Divisor) として実行されます。引数が整数でない場合、この数式は結果を返します。

=MOD(22;3) は、22 を 3 で割った余り、1 を返します。

=MOD(11.25;2.5) は、1.25 を返します。

QUOTIENT

除算演算の商の整数部を返します。

構文

QUOTIENT(分子; 分母)

分子分母 で割った商の整数部分を返します。

QUOTIENT は、異なるエラーコードでエラーを報告する場合があることを除き、INT(numerator/denominator) と同じです。

=QUOTIENT(11;3) は、3 を返します。余りの 2 は失われます。

RADIANS

度で表した角度をラジアンに変換します。

構文

RADIANS(数値)

数値 は、ラジアンに変換される角度です。

=RADIANS(90) は、Calc の精度の PI/2、1.5707963267949 を返します。

ROUND

指定の桁数 (小数位) に数値を四捨五入します。

構文

ROUND(数値; カウント)

カウント の小数位に丸めた 数値 を返します。カウントが省略されている場合やゼロの場合、関数はもっとも近い整数に切り上げます。カウントが負の数の場合、関数はもっとも近い 10、100、1000 などに切り上げます。

この関数はもっとも近い数に切り上げます。 代わりに使用できる関数については、ROUNDDOWN と ROUNDUP を参照してください。

=ROUND(2.348;2) は、2.35 を返します。

=ROUND(-32.4834;3) は、-32.483 を返します。すべての小数を表示するには、セル書式を変更します。

=ROUND(2.348;0) は、2 を返します。

=ROUND(2.5) は、3 を返します。

=ROUND(987.65;-2) は、1000 を返します。

ROUNDDOWN

数をゼロに向かって特定の精度に切り下げます。

構文

ROUNDDOWN(数値; カウント)

カウント の小数位にゼロに向けて切り下げた 数値 を返します。カウントが省略されている場合やゼロの場合、関数は整数に切り下げられます。カウントが負の数の場合、関数は次の 10、100、1000 などに切り下げられます。

この関数はゼロに向かって四捨五入します。 代わりに使用できる関数については、ROUNDUP と ROUND を参照してください。

=ROUNDDOWN(1.234;2) は、1.23 を返します。

=ROUNDDOWN(45.67;0) は、45 を返します。

=ROUNDDOWN(-45.67) は、-45 を返します。

=ROUNDDOWN(987.65;-2) は、900 を返します。

COUNTIF

セル範囲内で特定の基準を満たすセルの数を返します。

検索機能では、正規表現がサポートされています。たとえば「all.*」と入力すると、「all」の後にどんな文字が続いても良い条件で最初の場所が検索できます。正規表現そのものを検索したい場合は、各文字の前に「\」を付ける必要があります。ツール → オプション → LibreOffice Calc → 計算式 で、正規表現の自動変換のオン/オフを切り替えられます。

構文

COUNTIF(範囲; 条件)

範囲 は、条件を適用する範囲です。

条件は、数字、式、または文字列形式の条件を示します。これらの条件は、数えあげられるセルを決定します。検索テキストは、正規表現の形式でも入力できます。たとえば、b.* は b で始まるすべての単語を表します。また、検索条件を含むセル範囲を指定することもできます。テキストそのものを検索する場合、二重引用符でテキストを囲みます。

A1:A10 は、2000 から 2009 の数字を含むセル範囲です。セル B1 には、数字 2006 が含まれます。セル B2 には数式を入力します:

=COUNTIF(A1:A10;2006) は、1 を返します。

=COUNTIF(A1:A10;B1) は、1 を返します。

=COUNTIF(A1:A10;">=2006") は、4 を返します。

B1 が 2006 を含む場合、=COUNTIF(A1:A10;"<"&B1) は、6 を返します。

セル C2 にテキスト >2006 が含まれる時 =COUNTIF(A1:A10;C2) は、範囲 A1:A10 で 2006 より大きいセルの数を数えます。

負の数だけを数え上げるには: =COUNTIF(A1:A10;"<0")

ROUNDUP

数をゼロから特定の精度に切り上げます。

構文

ROUNDUP(数値; カウント)

カウント の小数位にゼロとは逆方向に向けて切り上げた 数値 を返します。カウントが省略されている場合やゼロの場合、関数は整数に切り上げられます。カウントが負の数の場合、関数は次の 10、100、1000 などに切り上げられます。

この関数はゼロから離れるように四捨五入します。 代わりに使用できる関数については、ROUNDDOWN と ROUNDUP を参照してください。

=ROUNDUP(1.1111;2) は、1.12 を返します。

=ROUNDUP(1.2345;1) は、1.3 を返します。

=ROUNDUP(45.67;0) は、46 を返します。

=ROUNDUP(-45.67) は、-46 を返します。

=ROUNDUP(987.65;-2) は、1000 を返します。

SIN

ラジアン単位で指定された値のサインを返します。

構文

SIN(数値)

数値 のサイン、ラジアン単位の角度を返します。

角度のサインを度数で返すには、RADIANS 関数を使用します。

=SIN(PI()/2) は、PI/2 ラジアンのサインを表す 1 を返します。

=SIN(RADIANS(30)) は、30 度のサインを表す 0.5 を返します。

SINH

数値の双曲線サインを返します。

構文

SINH(数値)

数値 の双曲線サインを返します。

=SINH(0) は、0 の双曲線サインを表す 0 を返します。

SUM

指定されたセル範囲にあるすべての数値を加算します。

構文

SUM(数値 1; 数値 2; ...; 数値 30)

数値 1 から 30 は、合計を計算する最高 30 個の引数です。

数字 1、2、および 3 テキストボックスに数字 23、および 4 を入力すると、結果として 9 が返されます。

=SUM(A1;A3;B5) は、3 つのセルの合計を計算します。=SUM (A1:E10) は、A1 から E10 のセル範囲のすべてのセルの合計を計算します。

SUM() 関数で条件に論理積を適用する場合、次のような方法を使用します。

例の前提条件:表に請求書を入力しています。列 A には請求書の日付、列 B には金額が含まれています。たとえば、2008-01-01 から 2008-02-01 より前までの期間の金額のように、特定の月だけの合計金額を返すために使用できる数式を調べます。日付値の範囲は A1:A40 で、合計する金額が含まれている範囲は B1:B40 です。C1 には、対象となる請求書の開始日 2008-01-01 が含まれ、C2 には日付 2008-02-01 が含まれます。C2 の日付は範囲外になります。

次の数式を行列式として入力します。

=SUM((A1:A40>=C1)*(A1:A40<C2)*B1:B40)

この数式を行列式として入力するには、数式を閉じるときに、Enter キーだけを押すのではなく、Shift + Ctrl + Enter キーを一緒に押す必要があります。その結果、この数式は 数式バーに、中かっこに囲まれて表示されます。

{=SUM((A1:A40>=C1)*(A1:A40<C2)*B1:B40)}

数式は、比較結果が条件を満たす場合は 1、満たさない場合は 0 という事実に基づいています。個々の比較結果は行列として扱われ、行列乗算で使用されます。最後に個々の値が合計され、結果行列が計算されます。

SUMIF

条件を満たすセルの合計を返します。この関数を使うと、範囲内で特定の値が検索できます。

検索機能では、正規表現がサポートされています。たとえば「all.*」と入力すると、「all」の後にどんな文字が続いても良い条件で最初の場所が検索できます。正規表現そのものを検索したい場合は、各文字の前に「\」を付ける必要があります。ツール → オプション → LibreOffice Calc → 計算式 で、正規表現の自動変換のオン/オフを切り替えられます。

構文

SUMIF(範囲; 条件; 合計範囲)

範囲 は、条件を適用する範囲です。

条件 は、検索条件が表示されているセル、または検索条件そのものです。条件を数式中に書く場合は、二重引用符で囲む必要があります。

合計範囲 は、値を合計する範囲です。このパラメーターが指定されていない場合は、範囲の値を合計します。

Note.png SUMIF は、オプションの合計範囲パラメーターが指定されていない場合だけ、条件パラメーターでのみ参照連結演算子 (~) をサポートしています。

負の数だけを合計するには: =SUMIF(A1:A10;"<0")

=SUMIF(A1:A10;">0";B1:10) は、範囲 A1:A10 の対応する値が 0 より大きい場合だけ、範囲 B1:B10 の値を合計します。

SUMIF() で使用できる構文例をさらに見たい場合は、COUNTIF() を参照してください。

TAN

ラジアン単位で指定された値のタンジェントを返します。

構文

TAN(数値)

数値 のタンジェント、ラジアン単位の角度を返します。

角度のタンジェントを度数で返すには、RADIANS 関数を使用します。

=TAN(PI()/4) は、PI/4 ラジアンのタンジェントを表す 1 を返します。

=TAN(RADIANS(45)) は、45 度のタンジェントである 1 を返します。

TANH

数値の双曲線タンジェントを返します。

構文

TANH(数値)

数値 の双曲線タンジェントを返します。

=TANH(0) は、0 の双曲線タンジェントを表す 0 を返します。

SUBTOTAL

小計を求めます。範囲に別の小計が含まれている場合、その小計は以降の計算では使用されません。この関数と一緒にオートフィルターを使用すると、レコードにフィルターを掛けることができます。

構文

SUBTOTAL(関数; 範囲)

関数 は次の関数のひとつを表す数値です:

関数インデックス 関数
1 AVERAGE
2 COUNT
3 COUNTA
4 MAX
5 MIN
6 PRODUCT
7 STDEV
8 STDEVP
9 SUM
10 VAR
11 VARP

範囲 は、計算の対象範囲です。

セル範囲 A1:B5 の表があります。列 A には地名が、列 B には数値が入力されています。オートフィルターを使用して、地名が「Hamburg」の行だけを表示しました。ここで表示されている数値だけの合計を求めます。つまり、フィルターに掛けた行だけの小計を求めます。この場合、正しい数式は次のようになります:

=SUBTOTAL(9;B2:B5)

EUROCONVERT

ヨーロッパ各国の古い通貨とユーロの間で換算を行います。

構文

EUROCONVERT(値; "元通貨"; "変換通貨", 完全な精度, 三角形精度)

は、変換される通貨の額です。

元通貨変換通貨 は、それぞれ換算元と換算先の通貨単位です。これらは、「EUR」のように、通貨の公式略称のテキストとします。ユーロで示されるレートは、欧州委員会によって設定されました。

完全な精度(オプション) 省略されるかFalseの場合、結果は通過の小数点以下を四捨五入します。Trueならば結果の四捨五入はしません。

三角精度はオプションです。もし三角精度が与えられ、>=3 ならば、三角変換(通貨1,EUR,通貨2) の中間結果はその精度に丸められます。もし三角精度が省略されたなら、中間値は丸められません。さらに、通貨が「EUR」ならば、あたかも三角精度が必要かのように使用され、EUR から EUR の変換が適用されます。

=EUROCONVERT(100;"ATS";"EUR") は、100 オーストリアシリングをユーロに換算します。

=EUROCONVERT(100;"EUR";"DEM") は、100 ユーロをドイツマルクに換算します。

ODD

最も近い奇数の整数に切り上げた数値および最も近い奇数の整数に切り下げた負の数を返します。

構文

ODD(数値)

ゼロとは逆方向の次の奇数に丸めた 数値 を返します。

=ODD(1.2) は、3 を返します。

=ODD(1) は、1 を返します。

=ODD(0) は、1 を返します。

=ODD(-3.1) は、5 を返します。

ABS

この関数は、数値の絶対値を返します。

構文

ABS(数値)

は、絶対値を求める数です。 絶対値とは、+/- 符号なしの値です。

=ABS(-56) は、56 を返します。

=ABS(12) は、12 を返します。

=ABS(0) は、0 を返します。


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